FTXのサムCEO、Huobi株式購入の報道を否定
噂を否定
暗号資産(仮想通貨)取引所大手FTXのサムCEOは29日、取引所Huobiへの買収をを検討しているという報道を否定した。
背景には、「Huobiの創業者レオン・リー氏が最大30億ドルの企業価値として、自身が保有する同社の過半数の株式を売却するための交渉を進めており、トロンの創業者ジャスティン・サン氏やFTXのサムCEOなど多くの投資家と協議を行っている」という8月12日のブルームバーグの報道があった。
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しかし、サムCEOは自身のツイッターで「どうやら噂は広まっているので、明確にしておく必要がある。Huobiを買収する計画は全くない」と述べた。
また、ブルームバーグの報道後、ジャスティン・サン氏もリー氏とは売却について全く交渉していないと説明した。
一方、FTXは現在破産申請している仮想通貨投資プラットフォームVoyager Digitalの資産買収を検討中のようだ。FTXのほか、バイナンスといった業界の大手プレイヤーも参加しているという。
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