耐量子インフラを支援
カナダ証券取引所(CSE)上場のHYLQストラテジーは18日、暗号資産(仮想通貨)の耐量子インフラを構築するqLABSに戦略的投資を行ったと発表した。
ステーブルコイン「USDC」を使い、qLABSエコシステムのネイティブトークンである「qONE」を取得することで10万ドル(約1,547万円)を投資。この取引はクアンタムラボ財団との間で行われた。
HYLQストラテジーは、ブロックチェーンやDEX(分散型取引所)を提供するハイパーリキッドのトークン「HYPE」を購入している企業。他にもハイパーリキッドのエコシステムの企業に投資したり、ハイパーリキッド基盤の事業をサポートしたりもしている。
DEXとは
「Decentralized EXchange」の略。中央管理者がいない取引所を指す。
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今回の投資についてHYLQストラテジーは、ハイパーリキッドのエコシステムにおける耐量子インフラを支援することに対するコミットメントであると説明した。
HYLQストラテジーが今回取得した数量は約1,833万qONE。1qONE=0.006ドルで購入した分に加えて、10%分のボーナスが追加されている。
発表で、HYLQストラテジーのマット・ザハブCEOは以下のようにコメントした。
量子コンピューターは、Q-Day(量子コンピューターがブロックチェーンの暗号を破る日)に向けて発展しており、量子技術の脅威から仮想通貨を保護することの重大さが増してきた。
qLABSは、ハイパーリキッドに不可欠な耐量子インフラをネイティブに構築しており、ブロックチェーン業界全体の脅威になりうるシステミック・リスクに対応している。
今回の投資は、分散型金融(DeFi)の未来のために基盤インフラを構築する、ハイパーリキッドのエコシステム内の革新的な企業をサポートするという当社の指令と完全に一致している。
qLABSについて
qLABSは、Q-Dayに向けてブロックチェーンに対策を講じようと取り組んでいる。ブロックチェーンを変えさせたり、ユーザー体験を損なったり、資産の移動させたりせずに仮想通貨を保護できるようにするために、オープンで監査可能な耐量子インフラを開発することがビジョンだ。
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開発には、サイバーセキュリティ業界の上場企業「01 Quantum」も協力。01 Quantumは今年1月、同社の技術を活用し、耐量子計算機暗号をサポートしたシステム「DoMobile Ver.5」を日立ソリューションズ・クリエイトがローンチしたことを発表していた。
qLABSのプロダクトは、耐量子トークンのqONE、耐量子ウォレット、耐量子のステーブルコインインフラなどである。
なお、qONEのローンチ時の用途は、量子攻撃へのヘッジ手段、手数料の支払い、セキュリティプロトコルにアクセスするためのステーキング、ガバナンスなど。コインマーケットキャップによると、本記事執筆時点のトークン価格は0.01126ドルで、前日比29%超下落している。
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