- ウェブ版は7月6日開始、モバイル対応は追って実施
- 株や金、原油、為替などに対応
ハイパーリキッド統合で200超市場に対応
アフリカ最大の取引量を誇る仮想通貨取引所VALRは、分散型レイヤー1ブロックチェーン「ハイパーリキッド(Hyperliquid)」を統合し、新たなクロスアセット型のパーペチュアル(無期限先物)商品を発表した。ウェブ版は7月6日に提供を開始し、モバイル版は追って対応する。
発表によると、今回の統合により、VALRはオンチェーンのレイヤー1プロトコルを流動性調達・取引執行に直接組み込んだ規制対象の大手仮想通貨取引所として、初の事例となった。
取引の開始・管理はこれまで通りVALR上で行い、実際の執行と流動性提供はハイパーリキッドの分散型ネットワークが担う。
関連記事:トルコ大手取引所がハイパーリキッドとポリマーケットを統合、規制取引所として初事例
トルコの大手仮想通貨取引所パリブが1日、ハイパーリキッドの無期限先物とポリマーケットの予測市場をアプリ内に統合した。規制済み取引所として世界初の事例とされ、NYSE・ナスダック株の取引ウェイトリストも開設した。
株式や商品、為替まで一つの口座で取引可能に
新たなパーペチュアル商品では、一つの取引口座から200を超える市場にアクセスできる。対象にはエヌビディア、テスラ、アップル、サムスン、SKハイニックス、パランティアなどの株式に加え、さらにS&P500をはじめとする各国の株価指数も含まれる。
取扱資産は株式にとどまらない。ブレント原油やWTI原油、天然ガス、金、銀、プラチナ、銅などの商品や、EUR/USD、GBP/USD、USD/JPYといった主要通貨ペアも対象となる。
仮想通貨についてはビットコインやイーサリアム、ソラナのほか、複数のレイヤー1・レイヤー2ネットワークやDeFiトークンなど、活発に取引される銘柄を幅広くカバーする。
VALRがハイパーリキッドを選んだ理由について、同社はパーペチュアル取引に特化した高速な執行と、オンチェーン上の厚い流動性を挙げている。
VALRは南アフリカ金融行動監視機構(FSCA)の監督下で運営するほか、ケイマン諸島金融庁(CIMA)から予備ライセンスも取得している。登録ユーザーは190万人を超え、法人・機関投資家等の取引先は1900社以上に上る。
同社はパンテラ・キャピタル(Pantera Capital)、コインベース・ベンチャーズ(Coinbase Ventures)、フィデリティ系列のF-プライム・キャピタル(F-Prime Capital)などから出資を受けている。
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