ABS市場で初のビットコイン担保案件
仮想通貨レンディング企業のLednが、ビットコイン(BTC)を担保とした資産担保証券(ABS)1億8,800万ドル(約290億円)分の販売を完了した。ブルームバーグが18日に報じた。ビットコイン担保のABS案件としては市場初とされる。
今回の取引は2つのトランシェで構成され、投資適格格付け(BBB-)を取得したクラスA(1億6,000万ドル)はベンチマーク金利に対して335ベーシスポイントのスプレッドで価格設定された。クラスB(2,800万ドル)はB-格付けを受けた。
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループがブックランナーを務め、S&Pグローバルの格付けレポートによると、債券は約3億5,690万ドル相当の4,078ビットコインを担保とする5,441件のローンで裏付けられている。
ただし、今回の取引はビットコイン価格の急落により試練にさらされた。1月中旬からビットコインが約27%下落したことで証拠金不足が発生し、担保プールに組み入れる予定だったローンの約4分の1が強制清算された。
その結果、当初は約1億9900万ドルのローンと100万ドルの現金だった担保構成が、約1億5000万ドルのローンと5000万ドルの現金へと変化した。S&Pグローバルによると、全ての清算はLTV(借入比率)81.4%以下で実行され、投資家への損失は発生しなかったという。
Lednは2018年の設立以来、累計28億ドル超のビットコイン担保ローンを組成してきた。2025年11月にはステーブルコイン大手テザーが同社に出資。個人・機関投資家向けのビットコイン担保クレジット需要の高まりを背景に、今後もビットコインを活用した証券化商品への関心は続くとみられる。
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