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ビットコイン相場、強気転換の条件は?=Glassnode

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

オンチェーン指標が示す「守りのレンジ」

オンチェーン分析大手Glassnodeは18日、週次分析レポートを公開した。ビットコイン(BTC)が主要オンチェーン指標である「真の市場平均価格」(約7万9000ドル)を割り込み、下値の支持線となる「実現価格」(約5万4900ドル)との間で守りのレンジ相場に移行していると分析している。

オンチェーンデータでは、2024年上半期に多くの投資家がビットコインを買い集めた6万〜6万9,000ドルのゾーンが現在の主な下値支持帯として機能していることが確認された。このコスト帯付近での損益分岐点での保有継続が売り圧力を吸収し、1月下旬以降の横ばい相場を支えている。

ただし、大口投資家の動向を見ると、急激な売り抜けこそ止まったものの、強い確信を持った買い増しには至っておらず、様子見の状態が続いている。また、市場全体で利益を確定して次の投資に回す動きも乏しく、新たな資金が市場に入ってきていない状況だ。

需給面でも弱さが目立つ。米国の現物上場投資信託(現物ETF)への資金フローは再びネット流出に転じており、ビットコインの下値を支えてきた機関投資家からの構造的な買い需要が後退した。主要取引所の現物累積出来高デルタも売り方向へ傾いており、積極的な売り圧力が価格を主導している状況だ。

デリバティブ市場では、急落への警戒感が和らぎ、「暴落に備えた保険」を緊急で買う動きが落ち着いてきた。ただし、これは悲観が極端に薄れただけであり、価格上昇を見込んだ強気な買いが増えているわけではない。市場参加者は依然として守りの姿勢を崩していない。

グラスノードは、持続的な回復には①現物需要の回復、②大口による本格的な積み上げ再開、③流動性改善という3条件の同時達成が必要と指摘。それまでは「真の市場平均価格(約7万9000ドル)と実現価格(約5万4900ドル)に挟まれたレンジ内での推移が中期的な基本シナリオ」との見解を示した。

関連:アーサー・ヘイズ、AIによる金融危機を警告 ビットコインは「流動性の火災報知器」

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