人気格闘ゲーム「KOF」最新作がブロックチェーンゲームに、TGS2022出展へ

仮想通貨所有者も楽しめるゲームに

ゲーム企業ネットマーブルは16日、ブロックチェーンゲーム「THE KING OF FIGHTERS ARENA(ザ・キング・オブ・ファイターズ アリーナ)」を発表した。

東京ゲームショウ2022(TGS2022)に出展していることを明かした。TGS2022は、幕張メッセで15日から18日にかけて行われる国内最大級のゲームイベントで、ゲーム関連の展示や各種発表などが行われる。

「ザ・キング・オブ・ファイターズ」は、1994年にSNKが第一作をリリースした人気対戦格闘ゲームシリーズ。

「THE KING OF FIGHTERS ARENA」はその最新作にあたる。PCのほか、App Store(iPhone)とGoogle Play(Android)版が2022年Q4(23年1月~23年3月)中に配信される予定だ。

本作は、Netmarble Neoが開発を進めるSNKコラボレーション企画の第二弾。

実際のゲーム画面など詳細は今週土曜日のTGS2022ステージセッションを通じて発表される見込み。”簡単操作”で対人戦ができることをウリにしていることから、従来シリーズのような本格的な格闘ゲーム路線ではなく、トークンエコノミーの設計を含めた新しい遊び方を提供するものと見られる。

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プレスリリースでは、NFT(非代替性トークン)や暗号資産(仮想通貨)の所有者も楽しめる作風になることが予告されている。ステージセッションは17日14時から開始。その模様は、YGGJapanブースにてLIVE配信が予定される。

今回の「THE KING OF FIGHTERS ARENA」の発表について、ネットマーブル子会社のMARBLEXは以下のようにコメントした。

『KOF ARENA(「THE KING OF FIGHTERS ARENA)』は、既存のKOFシリーズのファンだけでなく、NFTホルダーやクリプトの利用者など、皆が参加できる汎用的なブロックチェーン基盤の対戦格闘ゲームとなることを目指しています。今年の第4四半期中にグローバルローンチング予定の本作に多くの関心と声援をお願いします

独自トークンなども展開する企業

「THE KING OF FIGHTERS ARENA」に携わるMARBLEXは、ブロックチェーンゲームを膨大な開発予算を注ぎ込む”AAAタイトル”として市場に投入することを目標に、ゲームをベースとしたブロックチェーンサービスを提供している企業だ。

仮想通貨ウォレットやDEX(分散型取引所)、NFTマーケットプレイスといったゲーム以外のサービスも運用する。

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MARBLEXは独自のユーティリティトークン「MBX」を発行しており、ステーキングやガバナンスなど、ユーザー報酬とエコシステムを構築するために活用される。同トークンの基盤ブロックチェーンには、韓国発のKlaytn(クレイトン)が採用されている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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