メタバース企業TerraZero、PwC香港と提携

企業向けメタバースサービス

カナダのTerraZero Technologiesは9月30日、世界4大会計・コンサルティング会社の一つ、プライス・ウォーターハウス・クーパースの香港支社(PwC Hong Kong)との提携を発表。メタバース領域で協業を進めると明かした。

TerraZeroは、2021年初頭に北米の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)大手マイナーの1つ、DMG Blockchain SolutionsのDan Reitzik共同設立者兼元最高経営責任者(元CEO)が設立した。

メタバース内のデジタル資産、ゲーム、インフラ、新興技術などに焦点を当てており、メタバース上でコンサートなどのイベント開催、映画上映、美術館などの運営を行っている。22年6月に公開された、米国のバーボンウィスキー蒸留所Angel’s Envyの「バーチャル蒸留所」にも携わった。

関連:米ウィスキー蒸留所、ディセントラランドに「バーチャル蒸留所」を展開へ

両社は、企業による没入型3D体験を活用したオーディエンス獲得・市場参入戦略の検討を行い、メタバース体験の創出を構想している香港の企業に対してサービスを展開していく計画だ。

具体的には、企業自体がホストするメタバース体験を構築するための新しい手法を模索する。信頼関係を構築して顧客と対話や取引するために、大手ブランドが必要とする企業レベルの安全、プライバシー、セキュリティ機能を備えた方法を検討すると、TerraZero社は説明している。

今回の提携についてPwC香港のGuy Parsonageパートナーは以下のようにコメントした。

今回の提携は、PwC香港とTerraZeroが共にメタバースに踏み出す素晴らしい第一歩となるだろう。提携によって、この技術(メタバース)によって生み出される素晴らしい体験を最大限に活用することが可能になる。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

メタバースに積極参入

PwCは、以前からブロックチェーン領域に注力している企業で、メタバースには21年末から本格的に参入している。

同社は21年12月、NFTを利用したメタバース(仮想空間)ゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」上の仮想土地(LAND)を獲得。購入したのは、PwC香港で、当時としては世界初のコンサルティング会社によるLAND購入だった。

また22年3月には、「スポーツ業界の展望2022」というNFT(非代替性トークン)関連のレポートを公開。メタバースにも言及し、メタバースとデジタル技術を組み合わせ、NFTを含むデジタル資産を利用することで、より多くのファンを獲得し、新たな市場を創出可能とする見解を報告している。

国内企業HashHubの平野淳也CEOが、 メタバースとNFTの可能性について語る「ザ・サンドボックス」の解説動画はこちら。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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