米コインベースのCEOら幹部がUAEを訪問、仮想通貨規制を高く評価

UAEの仮想通貨規制

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのBrian Armstrong CEOは8日、アラブ首長国連邦(UAE)の仮想通貨規制は前向きであると評価した。

規制当局が献身的で、明確なルールが公開されていると主張。また、事業に肯定的で、投資家保護が強化されているとも指摘した。

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Armstrong氏らコインベースの幹部は、UAEを訪問。同氏のツイッターアカウントには、「Dubai Fintech Summit」というイベントに登壇したり、経済省のトップと会ったりしている様子が投稿されている。

また、コインベースの幹部Nana Murugesan氏は8日、仮想通貨やWeb3は、UAEにおける経済や技術の多様化に大きく貢献しうるとコメント。そして、「この地域は、コインベースの戦略的なハブ(中心地)になる可能性を秘めている」と述べた。

コインベースとは

米拠点の大手仮想通貨取引所。2012年に創設され、2021年4月にはナスダックに株式を上場している。

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最近の動向

コインベースは、米証券取引委員会(SEC)から訴訟される可能性があり、必要であれば裁判で争う意向を示している。SECの規制が明確ではないことに不満を示しており、最近は米国外の動向に対する注目度が高まってきた。

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ある1人の情報筋は仮想通貨メディア「Decrypt」に対し、「SECは、コインベースのステーキングサービスを有価証券の提供とみなしている」と述べたという。

たしかにドバイやアブダビが属するUAEは、投資家保護を行いながら、明確な規制整備に尽力している様子が伝えられてきた。ドバイではバイナンスらが、すでにライセンスの取得を進めている。

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最近の動向では先月、ドバイの仮想通貨規制局(VARA)が、破綻したスリーアローズキャピタル(3AC)の共同設立者が必要なライセンスを取得せずに新しい取引所OPNXを運営・宣伝したとして、書面で警告した。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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