「ビットコイン長期保有者は買い集め傾向に転換」Glassnode分析
ビットコイン相場分析
暗号資産(仮想通貨)の市場分析を行うGlassnodeは28日、週刊のニュースレターを公開し、ビットコインの長期保有者は23年12月以降で初めて買い集めを開始したと指摘した。
この傾向によって長期保有者の売り圧は大きく低下していると分析。そして、長期保有者が売りに傾くには新たな価格変動が必要だろうと述べている。
他にもGlassnodeは今回、1週間・1カ月・1四半期(3カ月間)と3つの期間に分けて、ビットコインの26日時点のパフォーマンスを分析。この時、それぞれの期間で3.3%・7.4%・25.6%上昇していたと指摘した。
それをグラフにし、過去のパフォーマンスと比較したのが以下の画像。3つの時間軸全てでプラス20%を超えた日数を比較し、現在は過去の歴史的な強気相場に比べて落ち着いていると述べている。
また、現在のビットコイン価格を支えている要因の1つとして、GlassnodeはETFへの資金流入を挙げた。先週は1日平均2.4億ドル(約380億円)の純流入があり、伝統金融の需要の戻りを示唆していると指摘している。
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そして、半減期以降のマイナーの一般的な売却額が1日およそ3,200万ドル(約50億円)と考えると、先週はこの約8倍の流入がビットコインETFにあったことになると説明した。
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イーサリアム相場分析
Glassnodeは今回のニュースレターでイーサリアムも取り上げた。パフォーマンスについては、最高値更新後は落ち着いていたが、価格変動は大きいものの比較的強い状況にあるとしている。
そして、米証券取引委員会(SEC)がイーサリアム現物ETFの上場を承認したことは市場を驚かせたと分析。この承認は結果としてイーサリアムの価格を20%超押し上げたと指摘した。
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Glassnodeはイーサリアムについても、ビットコインと同様にパフォーマンスを比較。26日時点では1週間・1カ月・1四半期の全てでプラス20%を超えており、ETF上場承認の影響は非常に大きかったとしている。
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