- 約4000人来場、ゲーム、5G、VR/AR、E-Sports、ブロックチェーンの未来を語るFBEC2019と第4回ゴールデンジャイロ賞を開催
- 2019年12月5日に、中国通信産業協会のブロックチェーン専門委員会、中国通信産業協会のバーチャルリアリティ専門委員会、広東省ゲーム産業協会、深センインターネット文化市場協会より指導し、ジャイロメディアが主催するFBEC 2019(Future Business Ecolink Cmference)と第4回ゴールデンジャイロ賞授賞式が深センで開催されました。
FBEC2019は「革新の力」をテーマに、ゲーム、5G、VR/AR、E-Sports、ブロックチェーンを語る開発者・クリエイター、IT関係者向けカンファレンスで、今回約4000人が来場しました。
大会では、「グローバルゲームとデジタル文化クリエターサミット」、「グローバルブロックチェーン技術サミット」、「グローバルVR / ARサミット」、「Unityプロデューサーセッション」などのセッションと、「第4回ゴールデンジャイロ賞授賞式」が実施し、2019年で発売された新品VR/ARヘッドセットが体験できるブースも用意されました。
パートナー展示版
各セッションでは国内外で実績のある開発者・クリエイター、経営者約50名ゲストが登壇し、各領域の「技術、開発・運営ノウハウ、ビジネスモデル、将来の動向」の講演をしました。
「グローバルブロックチェーン技術サミット」で、ブロックチェーンとクレジットエコノミー、5G時代のオフラインゲームの展望、ブロックチェーンとWEB3.0の拡大、ブロックチェーンより信頼できるデジタル社会の構築、パブリックチェーンイノベーションと研究開発などの議題が含まれます。 本記事では、「グローバルブロックチェーン技術サミット」の各登壇者の講演の模様をレポートします。
商務省信用研究所所長、韓家平さん
ブロックチェーンの活用と効果について、韓さんが以下のように述べました。 「トランザクションの最も複雑な形式は、見知らぬ人同士の間のオフサイトクレジットトランザクションです。インターネット自体は平等で、オープンで、透明で、共有されています。ブロックチェーンにより、分散ストレージ、クロスバリデーション、不変性、トレーサビリティは、見ず知らずの人と人の間で、信頼システムを構築するのに特に適しています。」
国生証券ブロックチェーン研究所所長 宋嘉吉
宋さんが、ブロックチェーン、AI、5Gについて、「これからブロックチェーン、AIと5Gが融合するでしょう。IOT(Internet of Things)にタイムスタンプをかけ、5GネットワークとIOTのセンサーに加え、自治体の管理業務の効率を大幅に向上させることができます。AIはこれからのトレンドで、ポイントツーポイントのデータ送信によって、機械学習の自動化が実現できます」と述べました。
中国経済ネットワーク管理センター、国家情報センター副主任 朱幼平さん
「ブロックチェーンは、11年間の試行錯誤をかけて、ようやくビジネス化が可能になりました。2019年、公有チェーン、取引プラットフォーム、およびウォレットは、エコロジカルインフラストラクチャになったと考えられます。このようなインフラストラクチャは、すべての人が利用可能でアクセス可能であり、実体経済を強化することができる必要なものです。」
ジャイロファイナンスのCo-Founder 楊達豪
「ブロックチェーンの開発は、国内だけでなくグローバル化を考えなければならない。現在、中国のブロックチェーンの特許が多いですが、主流のコンセンサスアルゴリズム、クロスチェーンテクノロジーなどを含む基礎となる数学的基礎と科学的研究に欠け、国際的に認められた独創性に欠けています。」
Cocosの社長 陳昊芝
「ブロックチェーンゲームと従来のゲームの最大の違いは、ブロックチェーンゲームがヒーローの取引を強調していることです。プレーヤーがかかる時間や課金が、ゲームのキャラクターに直接反映され、収益もできます。」
Jianan Yunzhi BlockchainのCEO 邵建良
「全世界から見ると、北米、北ヨーロッパ、およびアジアの中国は、ブロックチェーンスーパーコンピューティングに積極的です。もちろん、経済発展とエネルギー分配の要因があり、それが現在の世界的な分配パターンにつながっています。業界全体のコンピューティング能力の成長の変動グラフから判断すると、業界は非常に急速に発展しています。」
Huawei Blockchain担当者 張小軍
「ブロックチェーンの主な目的は、コストを削減することです。ブロックチェーン技術を貿易に活用すべきです、各取引先の間で、信頼関係を築くことができるから。ブロックチェーンはお金を稼ぐためではなく、お金を節約するために使用されます。ゴールドマン・サックスは、金融および銀行の分野でブロックチェーンを活用し、コストを50%以上節約することができたと述べました。」
Weizhong Bankのブロックチェーン研究開発部長 蘇小康
「エンティティと個人に、IDの使用権を与えることが必要です。IDの所有者は、IDの認証を選択する権利があります。エンティティが所有するデータを電子証明書になり、この証明書は、署名とハッシュ検証を通じて信頼され、チェーン全体に配布されます。」
衆安科技ブロックチェーン開発部のシニアエキスパート 呉小川
「ブロックチェーン上のデータはオープンで透明であり、プライバシー問題を解決するには特定のメカニズムが必要であるため、ブロックチェーンでプライバシー問題を解決することがまだできません。アライアンスチェーンとパブリックチェーンの開発は、将来、他のテクノロジーを統合して追加し、次世代の信頼できるバリューネットワークが形成されると考えられます。」
高灯科技基礎プロダクト事業マネージャー 陳笑宇
「私たちは、ブロックチェーン+電子領収書とデジタル税務管理のコア概念を提案しました。これを実現するには、2つの段階があります。最初の段階は、ブロックチェーン+電子領収書を実現することです。この段階では、生産プロセスでの領収書の作成と活用エコロジーの建設に専念します。第2段階はデジタル税務管理の実現で、取引の鑑定とリスクを把握することが大事です。」
深セン大学ブロックチェーン技術研究センター院長 張勝利
「「Blockchain Technology and Industry Innovation Alliance」の主な目的は、まず、ブロックチェーンテクノロジーと産業のイノベーションと開発を促進し、政府、産業、研究、投資者をつないで情報通信の橋となります。それから、各会社の連携を促進するために、展示及び交流のプラットフォームを構築する、3番目は常に最先端のブロックチェーンテクノロジーを展示することです。」
会議では、「深センブロックチェーン技術と産業創新同盟」の成立式典が行われました。この同盟は、深セン大学ブロックチェーン技術研究センターより主導し、メディア、大学、業界代表及び政府機関によって設立されました。この同盟のメンバーは、深セン大学ブロックチェーン研究センター、南方科学技術大学、中国科学院高等研究所、産業情報技術省情報通信技術研究所、百度、招商証券、陽光保険、衆安科技、Bitmain、Jianan Yunzhi、Gyro Media 、Luyin Network Technology、前海微密、微位科技、磁雲数字、銀鏈科技など。
この会議で最も重要なイベントの1つである「第4回ゴールデンジャイロ賞」授賞式が開催されました。ブロックチェーン、ゲーム、VR&AR、eスポーツの4領域の優秀な会社及び個人に授賞しました。 以下は、ブロックチェーンの受賞者のリストです。