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国税庁「仮想通貨等の取引の調査件数や追徴税額は高水準」 令和4事務年度のレポート公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の納税調査

日本の国税庁は22日、令和4事務年度における「所得税及び消費税調査等の状況」を公開した。

暗号資産(仮想通貨)等の取引を行っている個人に対しては資料情報の収集や分析に努め、積極的に納税の調査をしていると説明。仮想通貨等の取引に関する調査件数や追徴税額は高水準だとしている。

国税庁は、仮想通貨等について令和4事務年度では615件の実施調査を実施し、申告漏れ等の違反件数は548件であると発表。前回の令和3事務年度は444件の実施調査を行い、違反件数は405件だった。

また、令和4事務年度の1件当たりの申告漏れ所得金額は、3,077万円(前事務年度は3,659万円)だったと報告。申告漏れ所得金額の総額は189億円(同162億円)に上るとした。

そして、1件当たりの追徴税額は1,036万円(同1,194万円)で、追徴税額の総額は64億円(同53億円)に上ると説明している。

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税理士の見解

今回の国税庁の報告を受け、仮想通貨やNFT(非代替性トークン)、ブロックチェーンゲームを専門とする税理士の村上裕一氏はX(旧ツイッター)で自身の見解を述べた。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

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まず、調査件数が前事務年度と比較して約1.4倍になったことはコロナの影響だと分析。コロナ禍は十分に調査が行えなかったため、脱税金額が大きい人を重点的に調査していたとみることができると述べた。

したがって、今後の税務調査の件数も、今回と同様もしくはそれ以上で推移するのではないかと予測。国税庁が仮想通貨等の調査に積極的に取り組んでいることからも、少額の利益の無申告にも税務調査を行っていくだろうとの見方を示している。

また、追徴課税の割合について、1件当たりの「追徴課税÷申告漏れ所得金額」が概ね3割程度で推移していると指摘。これは「脱税が発覚すると本来払うべき税金が3割増しになってしまう」ということを示していると説明した。

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