WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ゴールドマン、ネオス買収合意 ビットコイン・イーサリアムETFも獲得

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 3つの仮想通貨ETFを取得へ
  • 2027年1~3月期に取引完了の見込み

ビットコインとイーサリアムのETFも取得へ

金融大手ゴールドマン・サックスは12日、資産運用会社ネオス・インベストメンツ(Neos Investments)を最大22.5億ドル(約3,600億円)で買収することに合意したと発表した。この取引により、他のETFに加えて3つの暗号資産(仮想通貨)インカム型ETF(上場投資信託)を獲得することになる。

ネオスは、「ネオス・ビットコイン・ハイ・インカムETF(BTCI)」、「ネオス・ブーステッド・ビットコイン・ハイ・インカムETF(XBCI)」、「ネオス・イーサリアム・ハイ・インカムETF(NEHI)」を運営しており、これらもゴールドマン・サックスの傘下に入ることになる。

これら3つの仮想通貨ファンドは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に直接投資するわけではない。対象資産に連動する上場金融商品を通じてエクスポージャーを獲得し、オプション戦略を用いて月次の収益を生み出すものだ。

ネオスのウェブサイトによると、BTCIはこれら3つのファンドの中で最大規模であり、記事執筆時点で10億ドル(約1,600億円)を超える純資産を保有している。また、XBCIの純資産は約1億1,100万ドル(約177億円)、NEHIの純資産は約7,700万ドル(約124億円)だ。

ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、ネオスのBTCIがあれば、ゴールドマン・サックスはブラックロックの「アイシェアーズ・ビットコイン・プレミアム・インカムETF(BITA)」を追い抜くことができるかもしれないと意見した。BITAは6月に立ち上げられたもので、純資産は現在約5,900万ドル(約94億円)だ。

関連記事:ゴールドマン・サックスCEOがクラリティー法案支持、銀行業界と対立か

ゴールドマン・サックスのソロモンCEOが米「クラリティー法案」への支持を表明した。JPモルガンなど大手銀行がステーブルコイン規定への反対を続ける中、業界内立場の違いが鮮明になっている。

世界第八位のアクティブETF運用会社に

取引は、規制当局の承認およびその他の一般的な完了条件を満たした上で、2027年1~3月期に完了する見込みだ。ゴールドマン・サックスのデビッド・ソロモン会長兼CEOは次のようにコメントした。

アクティブ型ETFに対する投資家の需要が高まる中、ネオスの規律ある投資アプローチは、当社のバッファー(下落耐性)、運用成果管理、およびインカム戦略といった能力を補うものとなる。

なお、アクティブ型ETFとは独自の判断により市場平均を上回るリターンを目指すETFのことだ。

ネオスは、6月30日時点で19のオプション型インカムETFを通じて300億ドル(約4.8兆円)の資産を運用している。ゴールドマン・サックスおよび同社傘下のイノベーター、取得予定のネオスを合わせるとそのETF運用資産は1,300億ドル(約21兆円)を超える。

モーニングスターによると、この統合により、6月30日時点の資産に基づくと世界第8位の規模を誇るアクティブETF運用会社が誕生する格好だ。

関連記事:ビットコイン・イーサリアムETFの資金流入戻るも、経済指標に左右されやすい状況=ウィンターミュート

ウィンターミュートは週間レポートで米国のビットコイン・イーサリアム現物ETFに資金流入が回復していると指摘。一方で、強気転換には夏の終わりまでの見極めが必要と分析した。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/05 土曜日
14:30
リップル社、フロリダ大学アスレティクスと提携 スタジアムにXRPロゴ掲出へ
仮想通貨大手リップル社が米フロリダ大学アスレチックスと複数年パートナーシップを締結した。スタジアムにXRPロゴを掲出するほか、学生向け金融教育も支援する。
13:35
新種ETF審査、速度か安全性か 米仮想通貨業界内で意見対立
米SECが検討する新種ETFの規制枠組みを巡り、グレースケールや21シェアーズ、a16zなど複数の仮想通貨企業が意見書を提出した。SECは対応時期をまだ示していない。
11:20
ビットコインと金の相関性が6年ぶり高水準に、ビットワイズ
ビットワイズは、ビットコインと金の90日相関性2020年以来の高水準に達したと分析。ビットコイン相場と米国株の連動性は低下しており、投資家心理の変化を示唆している。
10:15
バイナンス、MiCAライセンス未取得でもEU事業継続=報道
ブルームバーグの報道によると、バイナンスはMiCAライセンス未取得のままEUで事業を続けており、反転勧誘条項やアブダビ法人への取引誘導など複数の抜け道が背景にあると指摘。
09:55
金融庁、暗号資産・ステーブルコイン政策の戦略的対応などで「目標達成」と報告
金融庁が金融行政に関する実績評価書を公開。仮想通貨の金商法移管やステーブルコイン活用などデジタル金融戦略の取組みを「目標達成」と自己評価したことがわかった。
09:10
ビットコインが金と同様の値動きに、コインシェアーズ分析
コインシェアーズは4日付リポートで、米財政懸念から仮想通貨ビットコインが金と同様の値動きを強め一時8万100ドルまで上昇したと分析、9月のFRB利上げ確率や資金フロー動向にも言及した。
07:45
Trezorの配送委託先で情報漏洩、新たに約6.7万人の被害を公表
仮想通貨ハードウェアウォレット大手のTrezorは、物流パートナーShipMonkで起きたデータ侵害について新たな情報を公表。被害の範囲が当初の説明よりも広いことが判明したと報告した。
07:15
ロビンフッド、AMCの株式トークン停止要求を拒否
ロビンフッドはAMCエンターテインメントの株式トークン取引停止要求を拒否した。対象国や米国内での法的位置づけについて外部の弁護士も見解を示した。
06:40
ロビンフッドチェーン、4日夜約14分のブロック生成障害が発生
米ロビンフッドのレイヤー2「ロビンフッドチェーン」で9月4日夜、ブロック生成が約14分間停止し送金や取引が一時滞った。現在は復旧済み。
06:15
ジーキャッシュが約10年ぶりの高値に、時価総額は一時10位突入
仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)が1000ドルを突破した。グレースケールの現物ETFへの資金流入とマイニング参入増加が相場を押し上げ、時価総額は170億ドル規模に達した。
05:50
全米保安官協会が中立表明、クラリティー法案の上院採決に追い風か
全米保安官協会が9月3日付の書簡で、クラリティー法案への立場を反対から中立に変更したと明らかにした。警察系団体の抵抗後退は9月15日の上院採決を後押しする材料となりそうだ。
05:00
IMF、エルサルバドルの25年6月以降のビットコイン購入は寄付のみ
IMFはエルサルバドルとの審査合意を発表し、同国の第1次審査以降のビットコイン積み増しが民間寄付のみによるものだと確認した。理事会承認を経て約1億4,000万ドルの供与が見込まれる。
09/04 金曜日
14:15
韓国、トークン化証券制度27年2月施行へ
韓国金融委員会はトークン証券制度で資産プーリングを条件付き容認し、私募から個人向け証券、決済までの段階拡大を検討している。2027年2月の制度施行を予定する。
13:45
国際決済銀行、XRP台帳を使ったデータ検証プロトタイプで論文公開
国際決済銀行の職員らがXRP台帳を使い統計データの検証を行う実験システムを紹介する論文を発表した。概念実証段階だが、XRP台帳の利点を評価し用途を説明した。
13:15
SBI VCトレードとビットポイント、計9銘柄の取扱い廃止へ
暗号資産取引所SBI VCトレードとビットポイントが9月4日、計9銘柄の取扱い廃止を発表した。対象銘柄の保有者は10月28日までに出庫・出金などの対応が必要になる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧