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XRPトレジャリー企業エバーノース、米SECの届出書効力発生でナスダック上場へ前進

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • アルマダ株主、9月30日に採決
  • 承認ならXRPNでナスダック上場へ

上場手続き前進

暗号資産(仮想通貨)XRPのトレジャリー企業エバーノースは27日、米SECが事業統合に関する登録届出書の効力発生を認めたと発表した。合併相手である特別買収目的会社(SPAC)のアルマダ・アクイジション・コープII(アルマダ)とのナスダック上場手続きが前進した。

アルマダの株主は、8月20日を基準日として9月30日に開催される特別株主総会で、合併の可否を採決する。承認され取引が完了すれば、統合後の企業はナスダック市場に「XRPN」のティッカーで上場する見通しだ。

エバーノースの創業者兼CEO、アシーシュ・バーラ氏は、事業統合の完了に向けた節目を迎えたと述べた。透明性とガバナンスを備えた運用型のXRPトレジャリーを構築する狙いがあるとも説明した。

エバーノースは、基軸となるトークンを保有するだけだった従来型のデジタル資産・トレジャリー(DAT)企業とは異なり、保有するXRPを積極的に運用し、1株あたりのXRP保有量を増やす戦略を掲げている。同社にはリップル社、SBIグループ、アリントンキャピタル、パンテラキャピタル、クラーケン、GSRなどが出資しており、事業統合は2026年第3四半期(7〜9月)後半から第4四半期(10〜12月)前半にかけて完了する見込みだ。

関連記事:新設のXRPトレジャリー企業「エバーノース」がXRP市場に与える影響は?

ナスダック上場予定のエバーノースが仮想通貨XRP市場に与える影響をリサーチャーが分析。ストラテジー社のビットコイン戦略との類似性や機関投資家需要の高まりを解説している。

先行する条件見直し

エバーノースを巡っては、今月13日にも株式発行条件の見直しが明らかになっていた。事業統合完了時に発行する株式数の算定基準を、従来の固定価格2.36ドルから、クロージング時点の出来高加重平均価格に変更するというもので、XRP価格が2.36ドルを下回る状態が続けば1株あたりのXRP保有量は増加する計算になる。

エバーノースの直近のXRP購入報告は2025年11月時点で、保有量は合計約4.7億XRP(1,065億円相当)に達している。このうちリップル社から契約締結時に拠出された分は1億2,600万XRPを超えており、同社は利回り獲得戦略や資本市場での活動を通じて1株あたりのXRP保有量を積み増していく方針だ。

独自取材記事:「資産をただ持つのではなく、働かせる」 エバーノースCEOが語るXRP運用戦略

XRPを中核資産に据えるエバーノース(Evernorth)のCEOアシーシュ・バーラ氏が、SBIの2億ドル出資、ナスダック上場計画、RLUSDと日本円ステーブルコインの関係を語ったCoinPost独占インタビュー。

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