- モルガンがDeFi技術を検証
- DeFi保管庫も検証
デジタル資産ラボ新設
米大手投資銀行モルガン・スタンレーは、ステーブルコインやトークン化、分散型金融関連の技術を検証する「デジタル資産ラボ」を設置した。ブルームバーグが9月29日、ブロックチェーン技術が同行の業務にどう応用できるか探る取り組みの一環だと報じた。
同ラボは、社員が銀行の基幹システムにリスクを及ぼさずに新技術を試せる専用拠点として同行が従来運営してきた複数の技術検証拠点群の一部であり、同行でマーケットイノベーション・ラボを統括するメーガン・ブリューワー氏がインタビューで明らかにした。
同拠点群はこれまで電子取引やサイバーセキュリティ、機械学習分野を対象としてきており、専属チームが行内の専門部署と連携しながら新技術を本番システムに接続する前に検証する体制で、年間最大270件のプロジェクトを手掛けているという。
デジタル資産チームを率いるエイミー・オールデンバーグ氏は、今回のラボについて「安全でコンプライアンスに準拠した独立環境で、デジタル資産分野の新領域を検証・調査できる」と述べた。
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分散型金融保管庫の検証
ラボでの検証対象には、分散型金融(DeFi)の保管庫も含まれるという。保管庫はブロックチェーン上のソフトウェアがあらかじめ定めた戦略に沿って資産を自動運用する仕組みで、投資家はステーブルコインなどを預け入れ、持ち分を示すトークンを受け取る。
オールデンバーグ氏は「保管庫が今後の金融の一部となる可能性は十分にある」としつつ、技術がまだ発展途上のため「プラットフォーム全体をリスクにさらすことはできない」と述べた。
モルガン・スタンレーは今年、オンライン証券のイートレードで仮想通貨取引を開始しており、今回のラボ設置は仮想通貨関連の取り組みをさらに拡大させるものだ。



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