Jelurida(ジェルリダ)、ブロックチェーンゲームの最新ロードマップを公開

Bridge Champとは

7月27日、アーダー(Ardor)チェーン及びイグニス(Ignis)の開発で知られる、スイス企業ジェルリダ(Jelurida)が、20年に発表していたブロックチェーンベースのマルチプレイヤー・トランプゲーム「Bridge Champ」のロードマップを更新した。

Bridge Champとは、世界的に親しまれるトランプゲーム「コントラクトブリッジ」のオンチェーン版だ。ジェルリダが開発するアーダーブロックチェーンのチャイルドチェーン、Ignis(イグニス)上に構築されている。

Bridge Champでは、コントラクトブリッジの中核的機能が自動化。それに伴い、プレーヤーはオンラインプレーを通して効率的に収益を得ることが可能になるという。

関連:Jeluridaがオンチェーン版トランプゲームを開発、基盤にあるIgnisとは

これまでのロードマップ

Bridge Champは20年11月に開発が開始されて以降、これまで定期的にロードマップと開発の進捗状況が公開されている。

既に今年3月に、トーナメント設営およびプレーヤー登録用のインフラ設備、モバイル端末での利用環境、UIを含む多くの開発が完了している。

前回のロードマップが発表された時点では、ブロックチェーンおよびトークン発行機能が統合され、ゲーム内での経済圏構築が可能となっていた。またトーナメント機能、動画、音声およびテキストベースのチャットなど、ソーシャルメディア機能の統合も発表されていた。

関連:ジェルリダがブロックチェーン版トランプのロードマップ公開、21年内のリリース予定

新たなアップデート内容

今回、発表されたロードマップでは、予定通りベータ版のローンチ、および第4四半期の一般公開という点に変更はなく、開発が順調に進んでいることが伺える。

Jelurida社提供

これによれば10月にオンライン対戦ゲーム(Casual Games)が一般公開され、12月にはトーナメント機能も一般公開の予定だ。モバイルアプリ版(アンドロイドおよびiOS)も11月にダウンロード可能となる。

また、今回2022年の年間ロードマップの概要も新たに追加され、NFT報酬機能やボット対戦モード、ミニゲームやシングルプレーヤーモードなども来年には追加される予定となっている。

Jelurida提供

最終完成版にはオープンAPIが搭載されるため、開発者は簡単にBridge Champプラットフォームを統合できるようになるという。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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