イーサリアム創設者ヴィタリック氏も参加へ ドージコイン財団が復活
ドージコイン財団が復活
暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)に関連する「ドージコイン財団(Dogecoin Foundation)」は16日、活動を再開することを発表した。
2014年に設立されたドージコイン財団はこれまで活動を休止していたが、これからドージコインのエコシステムやコミュニティをサポートするという。ドージコインブロックチェーンの未来を推進することを目的としており、今回はアドバイザーとして、イーサリアム(ETH)の創設者ヴィタリック・ブテリン氏も加わった。
ドージコインは2013年にジョークとして開発された仮想通貨。当時流行していたミーム「doge」の柴犬を使って考案された。創設者たちは当初、「次のビットコインになる」と言われていた全ての仮想通貨を風刺するために、ドージコインを開発したと説明している。
その後は、イーロン・マスク氏がツイッターでドージコインについて言及したことなどをきっかけに価格が急上昇し、市場規模が一時5位になるまでに成長した。
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イーロン・マスク氏とは
米電気自動車メーカー「Tesla」や宇宙関連企業「SpaceX」の共同創設者。仮想通貨支持者としても知られ、企業としてビットコインを購入したり、ドージコインなどの仮想通貨について情報を発信したりしており、業界からの注目度は非常に高い。
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財団再発足
今回再設立することになったドージコイン財団は非営利団体で、活動は以下の3つを柱としている。
- 開発や支援を通してドージコインをサポート
- ドージコインの商標の保護
- ドージコインのロードマップ作成やガバナンスに参加
ドージコイン財団には当初のコアメンバーに加え、今回はブロックチェーン・仮想通貨アドバイザーにヴィタリック氏が、また法律や金融に関するアドバイザーとして、マスク氏に任命されたとされるJared Birchall氏も加わった。
公式ツイッターアカウントは、2018年2月の投稿をリツイートとしたところで止まっていたが、ドージコインの詐欺に対して注意喚起したことをきっかけに8月13日に投稿を再開している。
今後については、まずはドージコインの開発を進めるメンバーを集めるため、3年間の運営費を確保すると説明。また、これから数週間で、ウォレット開発に関わる新しいプロジェクトを発表するとしている。
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