ビットコイン65000ドル台再び、アルトシーズンの閾値迫る
仮想通貨相場の動向
週明け8日の暗号資産(仮想通貨)市場。
ビットコイン価格は、前日比+5.4%の740万円(65,330ドル)と大幅反発。過去最高値67,000ドルに迫る勢いを観測した。
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また、仮想通貨市場で時価総額2位のイーサリアム(ETH)が再び過去最高値を更新、日本円で53万4千円台に達した。USD基準で現在4,700ドルとなっており、心理的節目の5,000ドルも意識される展開と言える。
そのほか、Ripple社主催の大型カンファレンスSEWLLを目前に控えるXRP(リップル)が前日比+9%と上昇。前週比では、時価総額3位のバイナンスコイン(BNB)、ソラナ(SOL)の上昇が目立つ。
ベンチャーキャピタル部門のSolana Ventures、Lightspeed Venture Partners、および仮想通貨デリバティブ(金融派生商品)最大手のFTXが、新たにGameFi専用の1億ドル規模の投資ファンドを主導したことなどが材料視されたほか、ソラナチェーンの「ファントムウォレット」の利用者数では、アクティブユーザーが100万人の大台に達した。
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アルトシーズンの兆候
仮想通貨市場全面高の様相を呈すなか、blockchaincenterの提供するアルトシーズン・インジケーターが、閾値の「75」まで近付きつつある。
同指標は、アルトコイン上位50銘柄における過去90日間(3ヶ月)の騰落率を測定。その内、ビットコインを上回った割合が75%を超えるとアルトシーズンを、25%を下回るとビットコインシーズンを示すという。ステーブルコインやラップドトークンは計測から除外される。
BlockChain Centerの統計データによれば、前の90日間では、Fantom、Shiba Inu、Solana、AVAX、ARが+400%以上上昇した。
デジタル資産会社のジェネシスが最近発表した第3四半期レポートによれば、アルトコイン需要増加とともに、ビットコイン(BTC)需要が減少しているという。
代替性の高いL1(レイヤー1チェーン)台頭を挙げ、第3四半期半ばには、SOL、AVAX、FTM、ALGO、ADAの価格が上昇し、四半期ベースで50~450%のリターンを達成したことを指摘。この上昇は、各エコシステム(経済圏)の資金調達と開発、およびオンチェーン上での活発なDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)の市場規模拡大によるものだと結論づけている。
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