Web3.0の分散型フィード「RSS3」、コインベースやミスビットコインなどから資金調達

RSS3が資金調達

Web3.0のウェブフィードプロトコル「RSS3」は22日、複数のVCや個人投資家から資金調達を実施したことを発表した。

RSS3はブロックチェーン上のコンテンツ配信分散型「フィード」を構築するプロトコルだ。「フィード」とはウェブサイトの内容が更新されるとそれを通知する目的で用意される小型のデータを指す。主にRSSとATOMの2種類の規格で配信される。

RSS3の説明によると、「Web2.0ではユーザーが一つのフィード・アグリゲーターから異なるサイトの更新を追跡できる。一方、Web3.0上では、異なるブロックチェーンにデータが流通することが増えているため、ユーザーは個別のサイトを確認する必要があるが、RSS3は個別のデータを一つのフィード・アグリゲーターに集約し、確認しやすくする」という。

今回、資金調達を主導したのは、英大手仮想通貨投資企業CoinShares のVC部門「CoinShares Ventures」。米コインベースベンチャーズやHuobi Capital、Dapper Labs、Avalanche Asia Star Fund、HashKey Group、Dragonfly Capital、Fabric Ventures、Headline VC、Miss ₿itcoin(ミスビットコイン)も参加。なお、調達金額は明かされていない。

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RSS3は2ヶ月前にローンチされたもので、すでにイーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、Arweave(AR)などの分散型ネットワークのアセットやNFT、ツイッターといった中央集権型ネットワークのアクティビティやコンテンツにも対応している。また、現在はソラナ(SOL)やアバランチ(AVAX)、FLOWなどのブロックチェーンへの対応にも取り掛かっているという。

調達した資金については、「RSS3の分散型ノードの開発、開発者チームの拡大などに充てる」としている。

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