WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンス創業者CZ、純資産16兆円超で世界17位に ビル・ゲイツを上回る=フォーブス

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 服役からわずか17カ月、ビル・ゲイツをも上回る
  • 過去にも富豪ランキングの評価額を否定

トランプ恩赦も追い風に

仮想通貨取引所バイナンスの創業者、チャンポン・ジャオ(CZ)の純資産が1,100億ドル(約16兆円)に達し、フォーブスが10日に発表した世界長者番付で17位に浮上したことが分かった。前年比470億ドル増で、過去最高を更新した。

CZはわずか17カ月前、マネーロンダリング防止義務違反の罪で有罪を認め、米カリフォルニア州の刑務所で4カ月間服役していた。バイナンスも43億ドルの罰金を支払い、CZはCEOを辞任した。しかし今回の急激な資産増加により、長年にわたり世界長者番付の上位に君臨してきたビル・ゲイツ(純資産1,080億ドル、19位)をも上回った。

資産急増の主因はバイナンスの企業価値回復だ。同取引所はスポット・デリバティブ市場を合わせた年間取引高が30兆ドルを超え、世界最大の仮想通貨取引所としての地位を維持。市場シェアは約38%に上る。

仮想通貨データ会社アルテミスのアナリストによると、バイナンスの2024〜2025年の売上高は推定160〜170億ドルで、米コインベースの約2.5倍に相当する。CZは非公開のバイナンス株式を約90%保有しており、企業価値は約1,000億ドルと推定される。

資産回復の背景には政治的な追い風もある。トランプ大統領は2025年10月、CZに対し恩赦を付与。バイナンスはトランプ一家の仮想通貨事業「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)」が発行するUSD1ステーブルコインを、アブダビの投資会社MGXによる20億ドルの出資受け入れに採用した。CZは先月、ワールド・リバティ主催のマール・ア・ラーゴフォーラムに出席し、米国ビジネス界への復帰を印象付けた。

一方、コンプライアンス面での懸念は払拭されていない。フォーチュン、ウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズの3媒体が最近相次いで、バイナンスがイランの制裁対象企業への10億ドル規模の送金を指摘した社内調査担当者を解雇したと報道した。バイナンス側はこれを否定し、コンプライアンス体制の適正を主張している。

関連:バイナンス創業者CZ、米国での事業拡大を宣言

評価額に繰り返し異議

なお、CZは過去に富豪ランキングの評価額に繰り返し異議を唱えてきた経緯がある。2025年10月、フォーブスが純資産873億ドル・世界21位と報じた際、CZはXへの投稿で「正確ではなく、大幅に高すぎると思う。ただ、それは重要ではない。重要なのは何人の人を、どれだけ助けられるかだ」と反論した。

同月、胡潤研究院が中国富豪13位・資産1,900億元(約267億ドル)と推計した際も、CZはXで「ナンセンス。100で割った数字が実態に近い」と一蹴。額面通りに受け取れば、実際の資産は約19億元(約2億6,000万ドル)程度となり、各メディアの推計値とは大きく乖離する。

今回の1,100億ドル評価に対するCZのコメントは現時点では確認されていない。

関連:CZ氏、バイナンスのイラン関連調査員解雇報道に反論

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/29 木曜日
16:26
ビザ、ステーブルコイン精算が10倍に 年換算約3.9兆円突破
米ビザの2026年度第4四半期決算で、ステーブルコインによる精算額が年換算3.9兆円を超え、前年比10倍に拡大した。精算対応チェーンは10に倍増。ビザも参加するOUSDの流通量は約1,260億円を超えた。通期純収益は過去最高の7兆円超。
15:37
日本免税とUPBOND、JPYCで訪日客に免税還付 11月1日開始
日本免税は11月1日から、訪日客の免税還付金を円建てステーブルコインJPYCで受け取れるサービスを始める。同日開始の免税制度「リファンド方式」に合わせ、UPBONDのウォレット基盤とAvalancheを使って送付する。
14:47
ビットコイン、8万5000ドルの壁に阻まれレンジ相場続く=グラスノード分析 
Glassnodeの週次レポートによると、今年4度押し戻された8万5,000ドルが価格の壁となっている。 ビットコインETF需要は後退する一方、保有者による損失確定売りは縮小。価格はレンジ内で推移し、ボラティリティも大きく低下している。
13:55
米大手清算・決済機関DTCC、トークン化サービスを開始 金融20社が利用契約
米DTCC傘下のDTCがトークン化証券サービス「DTS」を開始した。JPモルガンなど20社が利用契約を結んでいる。対象は大型株やETF、米国債でSEC無措置書簡が根拠となる。
11:49
ビットワイズ予測「ビットコインは10年後160万ドルに到達」 年率34.3%増で
ビットワイズは、ビットコインが2036年に159万9,766ドルに達するとの試算を公表した。年率34.3%で前年の28.3%から上方修正。機関投資家の1から5%配分で最大7.4兆ドルの資金流入を想定し、量子コンピュータなどのリスクも挙げた。
11:25
SBI、米クロスリバー親会社と日本合弁へ RWAトークン化やAI決済
SBIホールディングスが米クロスリバー銀行の親会社CRBグループと、日本での合弁会社設立に向け基本合意。融資債権のRWAトークン化やクロスボーダー決済、AIエージェント向け決済を検討し、円建てステーブルコインJPYSCの導入も検討する。
10:44
リップルとコインベースが提携、ステーブルコインRLUSDのアクセス拡大へ
仮想通貨業界大手のリップルとコインベースがパートナーシップを締結。コインベースが段階的にRLUSDに対応することやXRPLなど3チェーンで入出金可能になることなどを発表した。
10:12
グーグル、金融機関向けの仮想通貨・トークン化資産セキュリティツールを限定公開
グーグルが金融機関向けの仮想通貨保護サービスを限定公開した。MPCで秘密鍵を分散管理する仕組みで、複数の金融機関が試験中。商用提供は2027年初頭の予定だ。
09:10
リップル「2026年は成功の年」、年間プロダクト収益のランレートは1400億円超へ
リップルは、2026年の年間プロダクト収益のランレートを算出し、約1,420億円に近づいていると発表。多様なソリューションを利用している顧客やパートナー企業の数が3倍になったとも公表した。
10/28 水曜日
19:27
米国人の63%「金融システムの刷新が必要」 仮想通貨は認知に壁=米DEF調査
米DeFi教育財団(DEF)とIpsosが米国の成人1,545人に実施した調査で、現在の金融システムを安全と考える人は19%で、63%が刷新を求めた。一方、仮想通貨取引所への信頼は4%、DeFiは5%と低く、認知の壁も明らかになった。
18:06
日本ビットコイン産業、BTC現物出資で約8億円調達へ ANAP系と提携
ビットコイン決済事業の日本ビットコイン産業は28日、ビットコインの現物出資による約8億円の第三者割当増資を発表した。ANAP子会社とはライトニングネットワークのルーティング事業で提携し、カード決済に頼らない越境決済の基盤づくりを進める。
17:35
XRPクジラの保有比率68.5%、約4年ぶり高水準=サンティメント
サンティメントによると、1,000万XRP以上を持つウォレットの保有量が468.7億XRPに達し、供給量の約68.5%と2022年11月以来の水準に。価格低迷下での買い増しと、同社が示す節目をまとめた。
16:10
XRPレジャーのRWA、9割が未流通 エバーノース分析
この記事のポイント DEXのXRP取引、ステーブルコイン建てが86%に 融資機能XLS-66、バリデーターの承認待ち RWAの9割、オンチェーンで動かず XRPを保有・運用する…
14:24
商工中金、トークン化預金「DCJPY」発行へ 電子船荷証券と同時決済検討
商工中金が発行するトークン化預金「DCJPY」を貿易決済に使う検討が始まった。DCPとSTANDAGEが電子船荷証券の移転と代金決済を同時に行う仕組みを検証し、2028年度の商用化を目指す。日経は年内にも実証を始めると報じた。
13:55
メタプラネット傘下入り予定のスーパーリーグ、4BTC追加購入
米ナスダック上場のスーパーリーグ・エンタープライズが、22日から25日にかけて4BTCのビットコインを平均約8万581.26ドルで購入した。メタプラネットからの出資は、2026年第4四半期の完了を予定している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧