スイス金融企業、DeFiセクター指数をローンチ

10トークンのDeFi指数

スイスの資産管理会社Compass Financial Technologiesは22日、10のDeFi(分散型金融)関連銘柄を運用する指数「Compass Crypto Basket Fundamental DeFi Index」をローンチした。

この指数は、ユニスワップ(UNI、33.1%)、アーヴェ(AAVE、13.6%)、スシスワップ(SUSHI、12.2%)、ループリング(LRC、11.3%)、ヤーン・ファイナンス(YFI、9.8%)、コンパウンド(COMP、6.8%)、メイカー(MKR、6.6%)、シンセティックス(SNX、2.7%)、ワンインチ(1INCH、2.4%)、パーペチュアルプロトコル(PERP、1.5%)といういわゆるブルーチップ銘柄から構成される。

関連初心者でもわかる「Compound(COMP)」とは|仕組みや将来性を解説

関連AAVEとは|有望DeFiプラットフォームの特徴と将来性を解説

Compass Financial Technologiesは2017年に設立された企業で、暗号資産(仮想通貨)やコモディティ(商品)、不動産などの指数運用を提供。運用資産は約5,800億円に達している。

同社のGuillaume Le Fu CEOはDeFi指数のローンチについて、機関投資家による需要が高まっている状況を指摘した。DeFi指数のほか、同社は英大手仮想通貨投資会社CoinSharesにも、仮想通貨ETPを運用するための関連指数を提供している。

現在、DeFi指数を提供する企業が増えつつある。Galaxy Digitalが大手金融メディアブルームバーグと提携しローンチした9銘柄をトラッキングする指数や、グレースケールとコインデスク・インデックスが共同で提供する「CoinDesk DeFi Index(DeFi指数)」などのものがある。

関連UNIやSUSHIを含むDeFi投資信託、米グレースケールがローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう

合わせて読みたい注目記事

新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング