コインチェック、メタバース都市「Oasis TOKYO」とギタリストMIYAVIのコラボを発表
音楽アーティストと連携
国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは8日、NFT(非代替性トークン)ゲームプロジェクト「The Sandbox」上に展開するメタバース(仮想空間)都市「Oasis TOKYO」とサムライ・ギタリストMIYAVIのコラボレーションを発表した。
Oasis TOKYOは「2035年の近未来都市」をコンセプトとして、The Sandbox(SAND)上の土地「LAND」に構築された都市。日本の象徴的な街並みの中に、美術館やステージなどのイベント施設を設置し、「さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場」を提供する。
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今回の発表内容はその取り組みの一環で、今後はMIYAVIと協力したライブなどの音楽イベントの開催を検討していくとしている。
MIYAVIは、エレクトリックギターをピックを使わず全て指で弾くという独自の「スラップ奏法」で注目を集め、約30か国における350公演超のライブと8度のワールドツアーで成功を収めるギタリスト。
その活躍は音楽分野のみに収まらず、アンジェリーナ・ジョリー監督制作の映画にて俳優としてハリウッドデビュー、日本人初のUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使への就任、大手ファッションブランドGUCCIの広告へ起用など、多岐に渡る分野で活躍している。
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The Sandboxへの参入相次ぐ
NFTやメタバースへの関心が高まる中、両者を扱うブロックチェーンゲーム「The Sandbox」への企業参入の動きが多く見られている。
22年1月には、ユニバーサルミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメントと並んで世界3大レーベルの1つに数えられるワーナー・ミュージック・グループが、The Sandbox上で音楽テーマパークをローンチすることを発表した。
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同年3月には、日本国内の大手ゲームメーカーであるスクウェア・エニックスや大手IT企業のエイベックス・テクノロジーズが、同ゲームへの参入を発表。NFT・メタバース領域でのIP(知的財産権)展開を目的としている。
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