米インスタ、NFT対応「まもなく」か
ザッカーバーグCEOが発言
米人気SNS「インスタグラム(Instagram)」は近いうちにプラットフォーム内で、NFT(非代替性トークン)に対応することになるようだ。
インスタグラムの親企業メタのMark ZuckerbergCEOが16日、米テキサス州オースティン市で開催中の大規模イベント「SXSW」で言及した内容で、大手テクノロジーブログEngadgetの上級編集者Karissa Bell氏などによってSNSで伝えられた。
「Zuckerberg氏はSXSWで、NFT機能が近いうちにインスタに導入されることを明らかにした。しかし、より具体的な内容には言及していない」、「“うまくいけば”今後数カ月で、インスタのユーザーはアプリ内で独自のNFTを作成できるようになるだろうとも述べた」といった内容だ。
インスタでのNFT対応については、同社のAdam Mosseri CEOが昨年12月に自身のインスタアカウントから話した内容として初めて計画が浮き彫りにされた。Mosseri氏は当時、「正式に発表したわけではないが、インスタグラムはNFT分野を積極的研究しており、NFTをどのように、より幅広い層に広められるか考えている」、「NFTは非常に興味深い分野で、クリエイターを支援し得る1つの手段だ」とフォロワーに向けて伝えていた。
また、旧フェイスブックは10月に「メタ」への改名を発表した際、「我々のメタバースのプラットフォームでは、NFTのような限定デジタル商品を容易に販売したり、デジタルスペースに展示したり、安全に再販したりすることもできるようになるだろう」と、NFT関連事業についても言及したことがある。
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