Gala Games、『ウォーキング・デッド』のNFTキャラクター販売へ
大人気ドラマシリーズ、NFTキャラ化
NFTを活用したブロックチェーンゲームを提供するGala Gamesは17日、米AMC放送テレビドラマ『ウォーキング・デッド(原題:The Walking Dead)』のNFTキャラクター(VOX版)を3月28日から販売開始すると発表した。
今回、8,888個限定で販売されるNFTキャラは、今後Gala Gamesからリリース予定のサバイバルMMORPG『ウォーキング・デッド:エンパイア』や、Gallium Studiosが現在開発中のメタバースプラットフォーム『VOXverse』の中で、収益性をもたらすゲーム内アイテムとして活用することが可能。
「VOX」とは、NFTとしてイーサリアムブロックチェーン上に展開する、ピクセルアートの3Dアバターシリーズだ。それぞれのVOXにはユニーク性およびランダム性が備わっており、完全に一点ものとしてその希少性と種類に応じた特性が割り当てられている。
ゲーム『ウォーキング・デッド:エンパイア』は、AMCとEmber Entertainment(エンバー・エンターテイメント)によって開発が進んでおり、今年後半のリリースを予定している。同ゲームの中心テーマは、「建設・戦闘・収益化」で、プレイヤーは土地を確保し、材料を集めて基地を建設し、ウォーカー(ゾンビ)などを撃退することで収益を生み出すことができる。
『ウォーキング・デッド(The Walking Dead)』は、米国で2010年から現在も放映中の大人気テレビドラマシリーズ。これまで映画化やゲーム化などによる様々なスピンオフが生まれており、Gala Gamesからも今後リリースされる注目タイトルの一つとして、21年12月のGalaverseイベントで初めて公表された。
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関係者によるコミュニティへの言及
今回のNFT販売に際し、『ウォーキング・デッド』制作元であるAMCのゲーム担当副社長、Clayton Neuman氏はこう述べている。
Galaverseイベントでの『ウォーキング・デッド:エンパイア』発表以来、ウォーキング・デッドのメタバース参入に対するコミュニティの熱意に圧倒されてきました。
VOXverseに参加することで、Gala Gamesとのパートナーシップを拡大し、ファンの皆様が複数のゲームタイトルでお気に入りの番組を体験できるようになることを嬉しく思います。
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また、Gala Gamesのゲーム担当プレジデントであるJohn Osvald氏は次のようにコメントした。
我々の目標は、コミュニティが実際にプレイしたいと思うゲームを制作することです。『ウォーキング・デッド』をVOXverseファミリーに加えることで、その目標へのコミットメントはさらに強化されます。
ゲーム界の真のレジェンドであるウィル・ライト氏が創り出す新しいメタワールドを、ファンの皆様が楽しんでくれるのを待ち望んでいます。
最新ゲーム『スーペリア(Superior)』発表
Gala Gamesはまた、Drifter Entertainment (ドリフター・エンターテイメント)開発によるTPS(サードパーソン・シューティング)ゲーム『スーペリア(Superior)』が、今後発売予定の最新ゲームラインナップに加わったことを発表。
スーペリアには収集可能なNFTキャラが登場し、それぞれがゲームプレイとP2Eにおけるバフやブースト機能を持つほか、レアキャラクターには追加スキルやより多くの収益性をもたらす可能性を持つ。
Gala Gamesのノードオーナーによって8日から行われていたコミュニティ投票を経て、過半数の投票数を得て承認された経緯から公式発表に至った。スーペリアは、2022年末の発売予定となっている。
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