米メキシコ料理チェーン、総額3700万円分の仮想通貨を配布へ
仮想通貨が手に入るゲームを期間限定公開
米大手メキシコ料理チェーンのChipotle(チポトレ・メキシカン・グリル)は25日、暗号資産(仮想通貨)を得ることができるインタラクティブゲーム「Buy The Dip」を期間限定で提供することを発表した。
参加対象となるのは米国に住む18歳以上で、キャンペーン期間は24日から31日まで。期間中は、現地時間の毎日午前10時から午後6時の間、同ゲームがプレイ可能となる。
今回のキャンペーンで配布される対象銘柄は以下の通り。プレゼントされる仮想通貨の総額は約2,700万円(20万ドル)にのぼる。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- アバランチ(AVAX)
- ソラナ(SOL)
- ドージコイン(DOGE)
仮想通貨のプレゼントは期間中は毎日実施。また、最終日の31日には、上記とは別で総額75,000ドル(1,000万円)分の仮想通貨がプレゼントされる。
Chipotleのクリス・ブラント最高マーケティング責任者(CMO)は、今回のゲーム展開について以下のようにコメントした。
Web3コミュニティと接続することにより、次世代のファン層を構築したいと考えている。我々は、「Buy The Dip」をプレイしたファンが、仮想通貨関連の議論にポジティブな話題を提供するだろうことを喜ばしく思っている。
過去の仮想通貨動向
Chipotleは、米国のほか、ドイツやフランスなど世界中で店舗を展開しており、店舗数は現時点で3,000軒以上。従業員の数は100,000人以上で、米フォーチュン誌の企業番付「フォーチュン500」にもランクインしていることでも知られる企業だ。
6月には、仮想通貨決済システムFlexaと提携して、仮想通貨決済に対応したことも発表。「Buy The Dip」から得られる、ビットコインやイーサリアムを含む98種類のデジタル通貨で、店舗での支払いを行うことが可能。Flexaの利用には取引所GeminiかSPEDNのウォレットアプリをスマホにインストールする必要がある。
また、2021年にも仮想通貨を活用したキャンペーンを実施しており、キャンペーン時点では約1,000万円(10万ドル)相当のビットコインをプレゼントしていた。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します