Cash Appと連携
米ハンバーガー、ホットドッグレストラン「シェイクシャック(Shake Shack)」はCash Appと連携し、顧客に暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)をリワードとして配布することを試行している。
Block社(旧称:スクエア)が提供するビットコイン売買・送金アプリCash Appを介して支払いする顧客には、消費額の15%に相当するビットコインがキャッシュバックされる。
顧客はCash Appの「Cash Boost」から今回のキャンペーンを検索可能。キャンペーンは3月末まで実施されているという。
シェイクシャックの最高マーケティング責任者Jay Livingston氏は、ビットコインリワードはシェイクシャックがより多くの若い顧客を集客するためのキャンペーンだとWSJの取材で話した。一方、仮想通貨決済への需要はまだ見られていないため、今回のキャンペーンは実験にとどまる可能性があるだと説明した。
シェイクシャックは2004年に創設されたニューヨーク発のファストフードレストラン。米国内では229店舗、日本を含む海外店舗を121軒運営しており、ニューヨーク証券取引所に上場した企業だ。
米国では暗号資産・NFTを取り入れるファストフードレストランが増えつつある。マクドナルドやバーガーキング、タコベルらが独自のNFTを発行したりビットコインリワードを実施したりしていた。
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