野村、仮想通貨ベンチャーキャピタルをローンチ

「Laser Venture Capital」

野村ホールディングスは21日、暗号資産(仮想通貨)のベンチャーキャピタル・トレーディング事業「Laser Digital」をローンチしたことを発表した。

Laser Digitalはスイスで「Laser Digital Holdings AG」として法人登録している。Laser Digitalの最初のプロダクトは「Laser Venture Capital」というVCで、主にDeFi(分散型金融)やCeFi(集権型金融)、Web3、ブロックチェーンインフラに投資。

また、Laser Digitalはセカンダリー取引・ベンチャーキャピタル・投資家プロダクトという3つのコア分野で今後数ヶ月以内に新規サービスとプロダクトを発表していくとした。

野村は5月に暗号資産関連の子会社を設立する噂が浮上。当時は子会社が機関投資家に仮想通貨、DeFi、NFTにエクスポージャーを提供する可能性が報じられた。

野村については野村証券が5月にアジアでビットコインのデリバティブ取引を提供開始したり、英仮想通貨企業CoinSharesとカストディ企業Ledgerと提携し、仮想通貨カストディソリューションや利回りを提供するKomainuという企業をローンチしたりするなど、仮想通貨業界に本格的に参入する数少ない世界的金融機関だ。

関連野村証券、アジアでビットコインデリバティブ提供開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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