17日朝の金融市場短観|NYダウ続落 仮想通貨市場大幅安
12/17(土)朝の相場動向(前日比)
- ビットコイン:16,596ドル -4.3%
- イーサリアム:1,163ドル -8%
- RAY:0.15ドル -16%
- NYダウ:32,956ドル -0.7%
- ナスダック:10,726ドル -0.7%
- 日経平均:27,527円 -1.8%
- 米ドル指数:104.7 +0.2%
- 米国債10年:年利回り3.48% +1%
- 原油先物:74.3ドル -2.3%
- 金先物:1,803ドル +0.8%
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今日のニューヨークダウは続落し、一時500ドル超急落した場面もあった。マクサー・テクノロジーズ(衛星通信サービス)+123%、アップル-1%、USスチール+6%、メタ+3.2%、マイクロソフト-1%、アマゾンC-1%、コインベース-3.6%、ペイパル-0.7%、ゴールドマン・サックス・グループ-0.9%。
今週の米連邦準備制度や欧州中央銀行のタカ派姿勢が再確認されたことから利上げ長期化と来年の景気後退リスクが意識されているとみられている。ロイターによると、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は16日、インフレを2%の目標に向け低下させるためにFRBが来年予想以上に政策金利を引き上げる可能性があるとの見解を示しながらも、米国が景気後退に陥るとは想定していないと述べた。
しかし、JPモルガン・アセット・マネジメントは金融引き締めによる経済影響について「ソフトランディング(軟着陸)で終わると考えるのは極めて野心的だ」として景気後退の確率を60%とし当初予想の50%から引き上げた。
また、大手金融のゴールドマン・サックスについては最大4,000人を削減する可能性が16日に浮上。ブルームバーグの今週の報道によると、ゴールドマンは業績不振の消費者向け事業の再編として、また今後1年間の景気の不確実性に備えるため、例年より少なくとも数百人多い人員を削減する方針が明かされた。
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仮想通貨市場は大幅安。BNBやソラナ、ドージコイン、エイダなどの時価総額上位銘柄は10%超下落した。15日、米監査企業Mazarsが顧客であるバイナンスやKuCoinなどの取引所との契約を終了し仮想通貨企業の資産証明などの会計業務から撤退すると伝わったことが悪材料とされた。
また、昨夜ソラナ基盤の分散型取引所Raydiumの管理者アドレス関連の秘密鍵が漏洩したことで160万ドル相当のSOLを含む200万ドル相当の資産が流出したことが明らかになった。RaydiumのRAYトークンはハッキングを受け急落した。
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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)
- コア・サイエンティフィック|0.24ドル(-44%/+77%)
- コインベース|36.6ドル(-3.6%/-9%)
- メルカリ|2,803円(-6%/-3.6%)
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