IOST、アマゾンウェブサービス(AWS)と提携
IOSTがAWSと提携
ブロックチェーンプロジェクトのIOSTは2日、世界最大手ECサイト運営企業アマゾンにより提供されるクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services(AWS)」との提携を発表した。
提携を通して、AWSのインフラ・専門知識・各種Web3(分散型ウェブ)ソリューションが、IOSTのエコシステムに提供されることとなる。DeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)、GameFi、DAO(分散型自律組織)、メタバースにおけるアプリケーションの強化に役立つことが期待される。
AWSのグローバルリーチ、堅牢なネットワークコンピューティングパワー、AI(人工知能)/ML(機械学習)ツール、分散型ITアーキテクチャを活用し、IOSTは世界中のより多くの開発者チームを乗せ、安全で分散型のデジタル経済システムを構築していきます。
IOSTは、2019年2月にメインネットをローンチしたパブリック・ブロックチェーン。分散型経済におけるエンタープライズレベルのセキュリティ水準と処理能力を備えた、アーキテクチャの提供を⽬指している。
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同ブロックチェーンのネイティブトークンとして機能する暗号資産(仮想通貨)IOSTは、Amazon Web Services(AWS)との提携を受けて一時8%強上昇した。しかし、シルバーゲート銀行の報道など影響を受けたビットコイン(BTC)の下落により、執筆時点には前日比4.4%下落している。
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アマゾンのWeb3展開
eコマース最大手の米アマゾンは23年1月、新たにデジタル資産事業を開始する噂が浮上していた。アマゾンのユーザーがNFT(非代替性トークン)を入手したり、ブロックチェーンゲームをプレイしたりできるようになるとみられ、今春にも事業開始予定と伝えられていた。
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22年6月には、日本発パブリックブロックチェーンのAstar Network(ASTR)が、Amazon Web Servicesとの提携を発表した。提携により、Astarの2つの育成プログラムに参加するすべてのプロジェクトに「AWS Activate Program」が適用され、10万ドルのAWSクレジットを受け取ることができるようになっていた。
AWSクレジットは、コンピューティング、ストレージ、データベースなどのインフラ技術から、機械学習やAI、データレイクや分析、IoTなどの新技術まで、様々なAWSサービスに使用できる。
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23年1月にAmazon Web Services(AWS)はAva Labsと提携し、ノード運用やdApps展開でアバランチのインフラやエコシステムに対応することを開始した。アバランチノード運営者はAWSを介してFedRAMPという米国政府全体のプログラム基準に準拠したユースケースを実行できるようになった。
Ava Labsは、AWSマーケットプレイスにSubnet(サブネット)の展開を追加し、個人でも機関でもわずか数クリックでカスタマイズされたSubnetを立ち上げられるようにする予定とした。
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