はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Astarネットワーク、アマゾンウェブサービス(AWS)と提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Astarの育成プログラムを拡張する

日本発パブリックブロックチェーンのAstar Network(ASTR)は7日、世界最大手ECサイトAmazon.comにより提供されるクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services(AWS)」との提携を発表した。

関連:Astarネットワークが拡大 4月に多数プロジェクトがローンチへ

提携により、Astarの2つの育成プログラムに参加するすべてのプロジェクトに「AWS Activate Program」が適用され、10万ドルのAWS クレジットを受け取ることができる。AWSクレジットは、コンピューティング、ストレージ、データベースなどのインフラ技術から、機械学習や AI、データレイクや分析、IoTなどの新技術まで、様々なAWSサービスに使用できる。

「Astar Builders Program」はAstar Networkに参加するdApp(分散型アプリ)開発者を支援し、プラットフォームとPolkadotエコシステムの成長を加速させることを目的とした助成金制度。プログラムの一環として、Astarエコシステムのプロジェクトは、技術、ネットワーキング、資金調達、マーケティングのサポートを受けることができる。

22年2月には、ArthswapやAstrid DAOなどの既存のプロジェクトもサポートするために「Astar Incuvation Program」が設立された。このプログラムではBuilders Programのサービスに加えて資金調達用のピッチの機会も与えられる。

これらのプログラムに参加するプロジェクトは、プログラム期間中だけでなく終了後もAWSからのサポートを受けることができるという。

Astar Network(ASTR)は、21年12月にポルカドットネットワークに接続するための権利を獲得後、22年1月にメインネットがローンチ。構築を奨励する(=Build2Earn:構築して稼ぐ)「dAppStaking」という開発者向けの報酬設計を導入しており、これまでにstar Network上で40以上のdApps(分散型アプリ)がローンチされている。

Astar Networkを開発するStake Technologiesの渡辺創太CEOはリリースで、彼らの主要な目標は、「開発者にとってコミュニティが必要とするアプリケーションを構築できる環境を用意すること」と語っている。

AWS Activateを利用することで、開発者はより簡単に、自信を持ってアプリケーションを構築できるようになる。このパートナーシップによって誕生してくるイノベーションを楽しみにしている。

AWS Activate Programでは、スタートアップ企業にAWSをすばやく開始してビジネスを成長させるためのツールやリソースなどを無償で提供する。AWSのエンジニアや業界のエキスパートによる技術サポートを受ける事もできる。

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社スタートアップ事業開発部本部長の畑 浩史氏は、Astar Networkの2つの育成プログラムを支援するために、「AWS Activateを提供することは自然なステップだ」と語っている。

当社がAstarのエコシステムを支援することで、多様で興味深く、革新的なプロジェクトを刺激し、すべての人に利益をもたらすことになることを期待している。

Astar Network(ASTR)上に展開する複数のdApps(分散型アプリ)は5月に共同で、新団体「DeCartel」を設立したことを発表した。「DeCartel」は、DeFi(分散型金融)の簡略化と、安定した収益を安全にユーザーに提供可能にすることを目標に、競争ではなく協力によりAstar Networkの中長期的な成長に貢献する取り組みを実施していく。

関連:Astar Network(ASTR)上の複数dApps、DeFiの改善や成長を目的とした組織を設立

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。
13:50
シティ、ステーブルコインとビットコインETF向けカストディを検討
シティグループがステーブルコインの裏付資産カストディや仮想通貨ETF関連サービスの提供を検討。議会法案成立を受け大手金融機関の参入加速。
13:20
今秋はアルトコインシーズン本格化か=コインベース分析
コインベースが今後本格的なアルトコインシーズンへ移行すると予測。個人投資家のキャッシュ蓄積や、イーサリアムへの関心の高まりなどを分析した。
11:46
ビットコイン一時急落、米財務長官の方針転換で市場動揺か
スコット・ベセント財務長官の相次ぐ発言変更でビットコイン市場の混乱を招いた。13日の購入否定から14日の取得検討表明まで24時間で方針転換となった。機関投資家のコインベース購入比率75%も話題に。
11:25
イーサリアム、BTC建てで強気転換も売り圧力増加の兆候=クリプトクアント分析
イーサリアムがビットコインに対して強気サイクル入りし投資家需要が急増。一方で取引所への流入増加により利確の動きが活発化し警戒感高まる。
10:55
楽天、NFTチケットでスポーツ観戦チケットの公式リセール開始
楽天グループが運営するRakuten NFTは、楽天イーグルスとヴィッセル神戸の公式チケットリセールにNFT技術を導入。ブロックチェーンによる偽造防止と取引透明性を確保し、出品者による自由な価格設定が可能に。2025年9月から順次開始。
10:02
仮想通貨市場がまだ織り込んでいない4つの材料とは? Bitwise分析
Bitwise最高投資責任者が、仮想通貨市場がまだ織り込んでいない4つの要因を指摘した。今後ビットコインなど市場の価格を押し上げる可能性があるとしている。
09:45
トルコの仮想通貨取引所BtcTurk、70億円超相当の資産が不正流出か
仮想通貨取引所BtcTurkは、ウォレットで異常が検知されたとして仮想通貨の入出金を一時停止。70億円超相当の資産が不正流出した可能性が指摘されている。
09:10
カインドリーMD、「中本」と合併完了 800億円調達でビットコイン財務戦略開始
カインドリーMDがナカモト・ホールディングスとの合併を完了し、5億4000万ドルを調達。デビッド・ベイリー氏がCEOに就任し、ビットコイン財務戦略を本格展開。
08:50
米財務長官の発言でビットコイン急落、準備金政策の行方と市場の反応|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは14日夜、ベッセント米財務長官が連邦政府のビットコイン準備金について、150億〜200億ドル相当と評価される没収資産のみで構築し、新規購入を否定すると発言したことに加え、FRBへの利下げ要請を行わない方針を示したことから急落した。
07:30
コインベース、デリビット買収完了で仮想通貨デリバティブ最大手目指す
コインベースがデリビット買収を完了し、590億ドルの建玉と年間1兆ドル超の取引量を統合。仮想通貨デリバティブ市場のグローバルリーダーへ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧