米S&P500高値更新継続 日経平均約34年ぶりに3.6万円台復帰、ビットコイン4万ドル割れ|23日金融短観
1/23(火)朝の相場動向(前日比)
伝統金融
- NYダウ:38,001 +0.3%
- ナスダック:15,360 +0.3%
- 日経平均:36,546 +1.6%
- 米ドル/円:147.9 -0.08%
- 金先物:2,023.1 -0.3%
- エヌビディア:596.5ドル -0.2%
- アップル:193.8ドル +1.2%
本日のNYダウは続伸し史上最高値の更新を続けた。ハイテク銘柄の続伸はS&P500種株価指数をけん引し最高値更新が継続した。一方、テクニカル的に買われ過ぎの状況にあるとの指摘も見られる。
今週は米企業決算が本格化し、ネットフリックスやテスラなどが業績を発表する予定だ。一方、アップルの決算は2月1日、エヌビディアは2月21日に控えている。
本日の主な市場材料は以下数点。
- 日銀金融政策決定会合が月曜日から開始 物価や賃金の議論が焦点に 本日は終了後政策金利発表
- 岸田総理 23日の政労使会議で「デフレ完全脱却の道に向かうかの正念場」と発言し今年の春闘で去年を上回る賃上げを要請
- ドル円=147.9 新NISAによる新規資金流入や景気回復期待への期待から、日経平均は22日に1990年2月以来およそ33年11カ月ぶりに3万6000円台に復帰
- 「ブラックアウト期間」来週FOMCに向けてFRB要人らは発言控える
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今週以降の重要経済指標・イベント
- 1/23(火)日銀金融政策決定会合 終了後政策金利発表
- 1/24(水)23時45分 米1月製造業購買担当者景気指数(PMI)
- 1/25(木)22時30分 米第4四半期実質GDP
- 1/26(金)22時30分 12月個人消費支出(PCEデフレーター)
- 2/1(木)4時00分 FOMC終了後政策金利発表
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仮想通貨関連銘柄 まちまち
- コインベース|128.2ドル(+2.7%)
- マイクロストラテジー|470ドル(-2.2%)
- マラソン・デジタル・ホールディングス|16.6ドル(+2.9%)
- ストロングホールド・デジタル・マイニング|5.3ドル(+4.1%)
ブルームバーグの上級訴訟アナリスト、エリオット・スタイン氏は、米大手暗号資産取引所コインベースが、米国証券取引委員会(SEC)との訴訟において、勝訴する可能性を70%ほどと推定した。
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仮想通貨相場 続落
- ビットコイン:39,871ドル -4.2%
- イーサリアム:2,322ドル -5.7%
- ソラナ:84.1ドル -8.0%
ビットコインはETFで継続的なGBTCアウトフローなどの影響で続落し4万ドルラインを下回り、ETF承認からの続落で昨年12月からの上昇分を取り消した格好だ。今のところ、年初来-9.6%となっている。
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NISA、仮想通貨関連株 特集
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