ビットコイン（BTC）の価格･チャート｜今後の将来性や買い方を解説

ビットコインは週明けに年初来高値の453万円を更新するも上値は重く、430万円中盤まで下落。FRB利上げの可能性で厳しい市況が続くか。今週も国内大手取引所bitbankのアナリストが、ビットコインチャートを図解し今後の展望を読み解く。ビットコイン・オンチェーンデータも掲載。

今週は、仮想通貨ライトコインの価格高騰の背景について書いた記事が最も多く読まれた。このほか、インスタグラムの新アプリThreadsのリリースなど、一週間分の情報をお届けする。

ビットコインブロックチェーン上で発行された主要な２つのトークン、ORDIとOXBTが、イーサリアム（ETH）上への展開を開始した。この取り組みは、トークン保管庫のクロスチェーン移行を可能にするEmblemの技術に基づいている。

BitMEXの共同創業者であるアーサー・ヘイズ氏は、「仮想通貨ビットコインがAIにとって最も好ましい通貨になるだろう」との見解を示した。分散化されている特性、エネルギーと直結した価値、証明可能な希少性、そして人間の管理を超越した持続性を根拠に挙げた。

米メガバンクのJPモルガンはレポートで、現物型ビットコインETFの影響について「限定的」と評価している。米グレースケールが提供する「DeFi Fund」は新たにLido（LDO）をポートフォリオに追加した。

ビットコインのL2プロジェクト「ライトニングネットワーク」を開発するライトニングラボは、AI開発用の新しい一連のツールを発表した。よりアクセスしやすいAIインフラを促進する。

Peckshieldは、Multichainのブリッジから146億円相当の仮想通貨が出金されていると指摘。Multichainはサービスの使用停止とコントラクトのRevokeを呼びかけている。

Fantom上の「Multichain」のブリッジから数千万ドル相当のトークンが引き出されている。6月27日に米Cboeに上場した米国初のレバレッジビットコイン先物ETF「BITX」は一週間目で取引高が50万株を超えた。

米資産運用最大手ブラックロックのラリー・フィンクCEOは、米フォックス・ビジネスの番組で、ビットコインは「金のデジタル化」という役割を担う「国際的な資産」であると発言した。

米ナスダックは、米投資信託運用企業Valkyrieの現物型ビットコインETFの申請書類を更新しコインベースと監視共有協定の契約を締結するとの文言を書類に新たに追記した。ブラックロックのフィンクCEOは米番組でビットコインやETFについてコメントしている。