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仮想通貨相場の冬に変化の兆候か、ビットワイズ幹部が指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • AI・ロボット株に資金が集中し、仮想通貨買いが逆張り投資の様相を呈している
  • HYPE・BNB・ZECなど一部銘柄が上昇、全面安でない点が弱気相場終盤の根拠

仮想通貨相場を分析

暗号資産(仮想通貨)運用企業ビットワイズ(Bitwise)のマット・ホーガン最高投資責任者は2日、定例のメモを公開し、仮想通貨市場について3つの見解を共有した。

定例のメモでは通例、市場で起きていることで最も重要なことを1つ取り上げるようにしているが、現在は数が多くて1つに絞れないと説明。そこで、3つの内容を取り上げて見解を述べている。

ホーガン氏が最初に取り上げているのは、現在は仮想通貨投資が逆張り投資になりつつあること。これは、現在の投資資金がAI(人工知能)関連株に集まったり、投資家の関心がロボット関連企業や上場予定のスペースXに集まったりしていて、仮想通貨を買うことが逆張りすることになる市況であるという意味だという。

ビットコインの価格下落やETFからの資金流出などが起きている市況についてホーガン氏は、資金が仮想通貨以外の資産に回っていることが主な理由の1つだと主張。仮想通貨は現在、トレンドを見ながら投資するモメンタム取引ではなく、逆張り投資の対象になりつつあるとの見方を示した。

逆張り投資についてホーガン氏は、優れた投資手段になりうるが、通例はリターンが不安定であると説明。モメンタム取引と比較すると忍耐、長期的な視点、ファンダメンタルズ(基礎的な材料)への特化が必要になると述べている。

そして、仮想通貨投資が逆張り投資になってきていることの証明の1つとして、明確なファンダメンタルズを有するハイパーリキッド(HYPE)のような銘柄に人気が集まっていることを指摘した。その上で、投資家はまだ仮想通貨の価値自体は信じているとも述べている。

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相場の冬の変化

逆張り投資に関連してホーガン氏が今回もう1つ取り上げているのが、冬と呼ばれる相場の市況が過去の市況と変わってきていること。過去の弱気相場では、リスクオフの観点からビットコインに資金が集まる傾向にあったが、現在の弱気相場は逆になっていると指摘した。

そして、資金が集まっているのは相対的に小規模で実績はまだ少ないが、成功する見込みのあるファンダメンタルズを備えている銘柄であると説明した。

例として、ビットコインなどの銘柄が下落する一方で、ハイパーリキッド、BNB、ジーキャッシュ(ZEC)、ステラ(XLM)が大きく上昇したと指摘している。

また、この項目でホーガン氏は、相場の冬は始まったというよりも、終わりに近づいている兆候があるとの見方も示した。その根拠は、冬の相場では全ての銘柄が下落するからであると説明している。

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なお、今回もう1つホーガン氏が言及しているのは、米仮想通貨市場構造法案(クラリティー法案)の法制化の不確実性が相場の重しになっていることである。

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