- フルノードデバイス「NeuNode」の稼働数が2,000台を突破。月産1,000台体制へ。
- ニューカインド(Neukind)は、PoS機能を搭載したフルノードデバイスの「ニューノード(NeuNode)」の稼働数が2,000ノードを突破したことをお知らせします。
パブリックブロックチェーンのフルノード数は、技術的なハードルや運営コスト問題であまり普及していません。ビットコインのフルノード数 は世界におよそ10,000ノード、イーサリアムはおよそ8,000ノードほどしかありません。ブロックチェーン技術の普及は、災害に強い分散化社会 を実現するために必要不可欠な技術です。ブロックチェーンのセキュリティを維持するために、フルノードは重要な役割を果たします。
フルノードとは?
フルノードとは、ブロックチェーンのネットワークに参加する端末のことで、ブロックチェーン上のすべての取引データを所有しています。ま た、フルノードはブロックチェーンのトランザクションを自ら検証できるため、プライバシーを高めたり、セキュリティを高めることができま す。
フルノード分散化の効果は?
VPSやクラウドサーバーに、フルノードが増えるだけでは、可用性や耐故障性の観点で十分とはいえません。家庭、企業、工場などのエッジ環 境へ、フルノードが普及することで、分散化が進み、ブロックチェーンの安全性やプライバシーがさらに高まります。また、ネットワーク効果によって、ブロックチェーンネットワーク自体への参加はも加速度的に増加します。フルノードの普及は災害に強い自律分散化社会を構築する ための重要な一歩となります。
Proof of Stake(PoS:プルーフオブステーク)とは?
ブロックチェーンにどのブロックを新しく追加するか合意形成する方法は、一般にコンセンサス・アルゴリズムと呼ばれます。PoSはコンセン サス・アルゴリズムの一種で、ステーキングと呼ばれる状態にした暗号資産の所有割合に応じてブロックを検証することができます。ブロック の検証に対する報酬は、ステーキングしている暗号資産の保有基準量に対して、一定の割合で得られるため、中央集権化を避けることができま す。また、ブロックの承認にかかる電気代やコンピューティングコストを削減することができます。
NeuNode(ニューノード)について
「NeuNode」はプラグアンドプレイで、技術的な知識なしに簡単にクラウドレスのフルノードの構築ができます。また、搭載されたブロック チェーンのProof of Stake(PoS:プルーフオブステーク)機能を利用することで、ノード自らが、収益を上げることができるため、フルノードの 運営コストを賄うことができます。クラウドレスなエッジ環境で稼働するフルノードである「NeuNode」を活用することで、運用コストと手数料を抑えてブロックチェーンのフルノードを簡単に構築することが可能になります。
Neukind(ニューカインド)について
ニューカインドは、クラウドサーバーのないクラウドレスな環境(エッジ)でブロックチェーンを活用して容易に仮想通貨(暗号資産)を発行 できるIoTデバイスを開発しています。「Node as a Service」として、ハードウェア+ソフトウェア+サービスを垂直統合されたサービスを活用い ただくことで、クラウドレスな自律分散型のビジネス・モデルを簡単に構築するお手伝いをします。