パブリックブロックチェーン技術を利用した取り組みを協働して推進
ステイクテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:渡辺 創太、以下「ステイク」)は、パリティテクノロジーズ(本社:イギリス、CEO:Jutta Steiner、以下「パリティ」)と、パリティの開発するソフトウェアおよびステイクと共同開発するブロックチェーンソリューションを企業に実装し、実証実験・商用開発を加速させることを発表しました。パリティの提供する同プログラムでの連携はステイクが世界初の認定となります。
Parity Technologiesとは?
パリティは、Ethereumの共同創業者であり技術的基盤を構築したGavin Wood(ギャヴィン・ウッド)博士と同じくEthereumの初期コアメンバーであるJutta Steiner(ユッタ・シュタイナー)博士によって設立された世界を代表するブロックチェーン開発企業です。ブロックチェーン業界に多大な貢献をしており、世界中のブロックチェーン開発者の大多数がパリティのプロダクトから恩恵を受けています。また近年、パリティが最も力をいれている次世代のパブリックブロックチェーンであるPolkadot(ポルカドット)は2019年6月時点で1200億円を超える時価総額をもっています。さらにパリティが開発を主導しているオープンソースプロジェクトであるSubstrate(サブストレート)は最先端のブロックチェーン技術の結晶であり、ビジネスアイデアに合わせてブロックチェーンをカスタマイズすることが可能になるため、今後エンタープライズを中心に商用利用されることが期待されています。
背景
ステイクは創業以降一貫して、パブリックブロックチェーン技術をビジネスに活かすべく、プロトコルの開発とオープンソースプロジェクトへの貢献を行ってきました。過去の実績が評価され、2019年12月には世界的なブロックチェーン財団であるWeb3財団より日本最多となる3度目の助成金の獲得、及び2020年2月には世界最多となる大小合わせて5回の助成金を獲得し過去数千万円の支援を受けています。これらの活動が評価され、今回のパリティの主導するサブストレートデリバリーパートナープログラム(Substrate Delivery Partners program)の初期メンバーに選ばれました。
内容、Substrate Develiey Partners(サブストレートデリバリーパートナー)とは?
本取り組みはサブストレートデリバリーパートナープログラム(Substrate Delivery Partners program)と呼ばれ、以下の内容となっています。パリティ主導の元、本プロジェクトに参加する企業はステイクが世界で1社目であり過去のサブストレートへの貢献と実績が高く評価された結果となっています。
- ステイクのビジネスにおいてパリティのロゴ及び、ブランドの公式な使用
- ステイクが企業にParityのテクノロジーを実装する際にパリティからのリソースとサポートの提供
- ステイクが関与する企業の実証実験、商用開発をパリティが世界的に広報、マーケティングをすること
Substrate(サブストレート)とは?
サブストレートとはパリティを主導に開発が進められているオープンソースプロジェクトです。ブロックチェーンを作成するためのフレームワークとして知られ、ユースケースに合わせてモジュールをインポート・エクスポートすることができるので、よりユースケースに根ざしたフレキシブルな開発を可能にします。過去に行われたようなブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムやファイナリティに合わせたユースケースの実装ではなく、ユースケースに合わせてブロックチェーンをカスタマイズできる為、今後IoTや金融など様々な業界でサブストレートが使われることが見込まれます。
Stake Technologies社に関して
ステイクは次世代のWebであるWeb3.0の実現に向けて基盤となるブロックチェーンを開発する企業です。ブロックチェーンのフレームワークであるサブストレートを用いてスケーラブルなDApps基盤となる独自ブロックチェーンを開発しています。最先端の研究分野において技術的な強みを持ち、ブロックチェーンの研究開発、商用開発、コンサルティング、教育事業を行っています。
お問い合わせステイクテクノロジーズ株式会社
info@stake.co.jp ホームページ:https://stake.co.jp/ Twitter : https://twitter.com/staketech