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SI 事業者に向けた業務効率化支援サービスプラットフォームの開発に着手、 第一弾としてファクタリングサービスを提供予定

 株式会社CAICAテクノロジーズ(本社︓東京都港区、代表取締役社⻑︓鈴木 伸、以下、「CAICAテクノロジーズ」)は、この度、ブロックチェーンを使った、SI事業者向けの業務効率化を支援するプラットフォーム開発に着手いたします。

 国内IT業界は、多重下請け構造となっており、自社のエンジニアだけでは賄いきれない作業を外部に委託しております。与信管理を含めた委託先選定から、複数の委託先との受発注に伴う契約書等の書類のやりとりにおいても、相当な時間と労⼒を要するなど、多くのSI事業者はマンパワーによるアナログな対応をとることを余儀なくされております。

 この度、CAICAテクノロジーズが開発に着手するプラットフォームは、SI事業者が委託業務を⾏う際に必要な案件内容、技術内容、発注企業、受注企業等の各種データをブロックチェーン上で管理するとともに、与信の査定や契約、教育・研修等の手続きを1つのプラットフォーム上に集約し、シームレスにデータを連携することで、複数のSI事業者によるデータの共同活用を実現します。SI事業者であるCAICAテクノロジーズがこれまで培った委託業務にかかるノウハウを余すことなく注ぎ、SI事業者によるSI事業者のための業務効率化を支援するプラットフォームを開発いたします。

 第一弾として、商流階層の違いによる決済期間のギャップを解消し、適切なタイミングでの資⾦化を実現するファクタリング(売掛債権の買取業務)サービスを提供します。CAICAテクノロジーズが創業以来50年にわたり培ってきたSI事業における知⾒をフルに活用することで、SI事業における債権債務について、⾼度で適正な査定を⾏います。具体的には、債務者(取引先)や売掛の対象となる取引そのものについて、ファクタリングにおいて実施される一般的な企業与信のみではなく、SI市場における価値(業界ポジション、事業特性、案件特性やエンジニアの市場価値など)をもとに、独自アルゴリズムによる査定を⾏います。
これにより、債権者および債務者が商流のどの階層に属していても、スピーディーな資⾦化が可能となります。

 提供開始時期 2021年1月頃を予定

 今後は、ブロックチェーン技術、特にスマートコントラクトを活用したDApps※1型のサービスを順次拡充し、エージェントコストやカウンターパーティリスクを低減した、スマートでデジタル化時代に即したSI事業特化型プラットフォームを構築する方針です。

 CAICAグループの今後の展開に、どうぞご期待下さい。

※1︓Decentralized applications の略語。
ブロックチェーンを利用した、管理者不在の分散型アプリケーションです。

以 上

<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社CAICAテクノロジーズ
info-sales@caica.jp
営業部 ℡ 03-5657-3010