グレースケール、米国初でジーキャッシュETFの登録申請を提出

米国初の申請

仮想通貨運用大手のグレースケール・インベストメンツは、ジーキャッシュを対象とした上場投資信託（ETF）の登録申請を米証券取引委員会に提出した。実現すればジーキャッシュに特化した初のETFとなる。

グレースケールは26日、グレースケール・ジーキャッシュ・トラストをETFに転換するための登録届出書を提出した。申請書によると、このトラストの投資目的は、保有するジーキャッシュ（ZEC）の価値から経費と負債を差し引いた価値を株式で反映することだ。

グレースケール・ジーキャッシュ・トラストは火曜日時点で約2億ドルの運用資産を持つ。ZECは過去一年で10倍以上値上がりし、プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要の高まりが示されている。

グレースケールはX投稿で、プライバシーが仮想通貨全体で基盤となりつつある中、ジーキャッシュはバランスの取れたデジタル資産ポートフォリオへの重要な貢献者と見ていると述べた。

同社は過去1カ月間でXRP、ドージコイン（DOGE）、ソラナ（SOL）を対象としたトラストもETFに転換している。

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