WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ハイパーリキッドで東京は欧州拠点より約230ms速い=Glassnode

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 東京からハイパーリキッドへ、遅延わずか約16ms
  • 世界リアルタイム遅延マップ「ハイパーレイテンシ」を公開

東京とアムステルダム間で約230msの格差

オンチェーン分析プラットフォームのグラスノード(Glassnode)は28日、分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッド(Hyperliquid)のAPIおよびバリデータへの接続遅延(レイテンシ)を世界各地からリアルタイムで計測・表示するモニタリングマップを公開した。同社の公式X(旧Twitter)アカウントで発表され、ツールはすでに稼働中だ。

計測データによると、東京からのAPIレイテンシは約15.9ミリ秒(ms)を記録した。次いでソウルが約50.2ms、香港が約66.9ms、シンガポールが約136.1ms、米バージニア州が約163.5ms、オランダ・アムステルダムが約245.2msとなっており、東京とアムステルダムの差は約230msに達する。なお、計測値は5秒ごとに更新されるライブデータであり、発表時点の参考値だ。グラスノードは「距離はそのまま執行コストになる」と指摘した。

今回公開されたツール「ハイパーレイテンシ(Hyperlatency)」は、世界各地に配置されたプローブからハイパーリキッドの取引インフラへの接続遅延を継続的に計測するリサーチプロジェクトだ。計測対象はハイパーリキッドAPIへのWebSocket往復遅延、TCP/TLSの内訳、そして稼働中の全24バリデータへの直接TCP接続の3種類で、データは5秒ごとに更新される。

「ハイパーリキッドのバリデータは東京に集中しており、高頻度取引(HFT)企業やマーケットメーカー、自動売買戦略を運用する参加者にとってインフラへのレイテンシを把握することは重要だ」と同ツールは説明している。

なお、計測値はプローブ環境や回線条件による変動があり、あくまで方向性の目安として提供されるものだとしている。

関連:S&P500指数がオンチェーン取引へ、ハイパーリキッドで初の公式契約が開始

地理的優位がDeFiの執行品質を左右

仮想通貨市場において、取引執行速度は約定の優先順位や約定品質に直結する重要な要素だ。特に高頻度取引やアルゴリズム取引を行う参加者にとって、数十ミリ秒単位の差が取引結果を左右することがある。

DeFiでは従来金融のような遅延均一化の仕組みが存在しないため、地理的な優位性がそのまま取引環境の差として現れる構造となっている。今回のデータは、インフラの所在地が取引環境に与える影響を改めて浮き彫りにした。

関連:ハイパーリキッド、原油の永久先物取引高が急増 イラン情勢受けイーサリアムを上回る取引ペアも

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/13 火曜日
21:30
メタプラネット、初のユーロ円建転換社債を520億円相当分発行へ
メタプラネットは13日、想定発行額520億円、利率0%の同社初のユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行を発表した。仮想通貨ビットコイン担保の有利子借入の一部を無担保・無利息の資金に置き換え、借入返済と自己株式取得に充てる。
19:16
利上げ後アルトコイン中央値は21%上昇、実質金利が鍵=バイナンス・リサーチ
バイナンス・リサーチの週次レポートによると、9月の利上げ以降、BTCは9.3%、ETHは2.7%上昇した一方で、その他194銘柄の中央値は21%上昇した。米10年債の実質金利上昇を軸に、株式・仮想通貨市場の動向と今後の注目材料を解説する。
17:15
韓国地銀、ビットコイン担保のウォン建て融資を開始
韓国の全北銀行が法人向けに仮想通貨ビットコイン担保のウォン建て融資を開始したと伝えられる。背景の一つには民事執行規則改正があり、担保は外部のカストディ業者が保管する。
13:05
米上場ビットコインマイナーIREN、AIクラウドでアンソロピックと複数年契約か=報道
The Informationは仮想通貨採掘・データセンター企業IRENと生成AIのアンソロピックが複数年のクラウド契約を結んだと報じた。現在のところ両社とも公式発表はしていない。
11:41
コインチェックG子会社の関連企業、アブダビの金融事業免許の原則承認を取得
コインチェックグループ子会社3iQの関連企業は、アブダビの金融事業免許の原則承認を取得。長期的には、仮想通貨ビットコインやイーサリアムのETFの提供などを世界の適格投資家へ拡大していきたいと述べている。
09:55
スタンダードチャータード、リップルのRLUSDのカストディを開始
スタンダードチャータードは、リップルのステーブルコインRLUSDの機関向けカストディサービスを開始したことを発表。リップルとLMAXグループとの協業も公表した。
10/12 月曜日
21:10
ストラテジー、4週連続でビットコイン買い増し 34億円相当BTCを取得
ビットコイン保有最大手のストラテジーが10月5日から11日に250BTCのビットコインを取得し、買い増しは4週連続となった。保有量は848,250BTCに達し、1億9,240万ドル分のSTRC優先株の買い戻しも実施した。
12:54
カルシ、トランプ次期報道官の起用を的中させた取引を調査 確率1%
米予測市場カルシは、トランプ大統領の新報道官にケイティ・ザカリア氏が指名される直前の不審な取引を調査中だ。確率約1%の予想が的中し、約173ドルが約9,600ドルになる見込み。指名報道の20分前に行われた取引もある。
12:05
FTX元幹部、ネットフリックスによる事件の「ラブストーリー」化を批判
仮想通貨取引所FTX元COOのコンスタンス・ワン氏が、ネットフリックスの新ドラマ「The Altruists」の予告編について、職場や人物像の描写は実態と異なると批判している。
11:35
ハイパーリキッド系1000倍DEX、価格操作でトレーダーが約2億円利益か
ハイパーリキッド上で10日に取引を始めた最大1,000倍レバレッジのDEX「Papertrade」で、あるウォレットが参照価格を動かす取引を繰り返し、約128万ドルの利益を得た。運営は建玉上限の緩さが原因と説明し、引き締めに動いた。
10:32
XRP不正生成の脆弱性、悪用防止で投票経ず修正 XRPL財団が説明
XRPレジャーで新たなXRPを生み出せる脆弱性が見つかった問題で、XRPL財団が12日に経緯を説明した。同財団によると、XRPは生成されておらず、悪用の形跡もない。修正版をアメンドメント投票を経ずに適用した理由も示した。
09:23
仮想通貨ウォレット大手レジャー、被害デバイス内に不正ハードウェアを確認
仮想通貨ウォレット大手レジャーは販売店クリプトビリス経由の被害者端末に不正ハードウェアを確認した。流出額は分析企業により約9,320万ドルとも推計されているところだ。
08:50
OKJ、NIGHTを13日に取扱い開始 板取引は「国内初」と発表
国内取引所OKJは10日、ゼロ知識証明を使うプライバシー特化型チェーン「ミッドナイト」のNIGHTを13日から扱うと発表した。板取引での提供は国内初(同社調べ)としている。仕組みと国内の取扱い状況をまとめた。
08:19
ビットコイン、8.5万ドル突破が焦点 最大の取得価格帯=アナリスト
クリプトクアント寄稿者のダークフォスト氏は、ビットコインの取得価格分布で8.4万から8.5万ドルが最大の価格帯だと指摘。8.3万ドル時点で投資資金の53%がこの水準より上で入ったとし、下値では7.7万から7.9万ドルを支持帯に挙げた。
10/11 日曜日
11:30
ビットコイン原油高・中東緊迫化で1300万円割れも、CPIと8万ドル水準が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は原油高・中東緊迫化を背景に一時1268万円まで急落。8万ドル近辺のサポート維持が焦点で、CPI・PPIの結果と現物ETFの資金フローが相場の行方を左右する。bitbankアナリストが週次分析。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧