WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン、一時7万ドル回復 イラン情勢と原油動向が相場左右|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

クリプト市場マーケットレポート(4/7日 AM9時執筆)

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者。著書に『暗号資産の裏・投資戦略』。日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

ビットコイン(BTC)は6日から7日にかけて上昇し、一時7万ドルを回復した。足元では、米国とイランの間で停戦期間を45日とする協議が進んでいるとの観測が浮上しているが、交渉の先行きにはなお不透明感が残っており、市場では中東情勢を巡る地政学リスクが引き続き意識されている。

出典:Coinpost Terminal

一方、米原油先物市場ではWTI期近物が米東部時間5日夜の取引で一時115ドル台を付けた後、上昇一服となった。原油価格の過度な上昇が抑えられたことは、リスク資産全般にとって一定の安心材料となり、ビットコイン相場の下支えにつながったとみられる。

4月6~4月7日相場状況

オプション市場に目を向けると、PCR(プット・コールレシオ)は明確な低下基調を示している。一般にPCRの低下は、投資家のセンチメントが弱気から強気へ傾いていることを示唆する。足元のビットコイン相場では、下値警戒よりも上昇余地を意識したポジショニングが優勢になりつつあると考えられる。

また、デリバティブ市場に目を向けると、ファンディングレートはショート方向に傾斜している。これに加え、成行注文を伴うアクティブOI(未決済建玉)の増加も確認されており、上昇局面に対して戻り売りや打診売りを入れる参加者が増えていることがうかがえる。そのため、相場の上振れ局面ではショートカバーが発生しやすく、上昇圧力が強まりやすい地合いにあるといえる。

アルトコイン市場では、多くの銘柄で無期限先物価格が現物価格を下回る状態が見られている。これは先物市場で弱気ポジションが優勢であることを示す一方、短期的には売られすぎのシグナルとして解釈できる面もある。市場心理が改善した場合には、アルトコイン側でリバウンドが強まる可能性もあるだろう。

現状分析(4/7日 AM9時)

現時点のビットコイン相場は、地政学リスクの高まりが逃避需要や代替資産需要の観点から追い風となり得る半面、原油価格の電力高騰を通じてマイナーの採算悪化に影響し価格の重しとなりやすい。つまり、イラン情勢の緊迫化はビットコインにとって必ずしも一方向の材料ではない。

とりわけ今後は、原油供給への影響が大きいホルムズ海峡を巡る報道が重要となる。ビットコイン市場は、地政学リスクそのものに加え、それが原油価格にどのような波及をもたらすかを見極める局面に入っている。。

  • 4/7〜8 TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2026
  • 4/9  FOMC議事録公開
  • 4/10 米消費者物価指数

関連記事:ビットコインの弱気センチメントが5週ぶり最高水準に、逆張り反転の可能性も=Santiment

サンティメントによると、ビットコインのSNS上の弱気センチメントが2月28日以来の最高水準に。強気4件に対し弱気5件の比率を記録する一方、同社は逆張り反転の可能性も指摘している。

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/06 火曜日
11:04
米財務省、仮想通貨と偽慈善団体でハマスに送金した資金網を制裁
米財務省外国資産管理室は2日、偽の慈善団体と仮想通貨でハマスに200万ドル超を送金していた個人・団体5者を制裁対象に指定した。対象者の米国内資産は凍結され、米国人との取引は原則禁止となる。
10:15
クラーケン親企業ペイワード、一部の機関投資家向けに24時間決済を開始
仮想通貨取引所クラーケンの基盤を担うペイワードが、シンガポール・ガルフ・バンクとの提携で24時間・週7日の即時決済を可能にした。決済は米ドル建てで一部顧客向けに始まり、対象は順次広がる計画だ。
10:00
JPYSC用いた日本初「ステーブルコイン普及債」、年利5.0%で募集開始
日本初「ステーブルコイン普及債」が10月6日から募集開始。円建てステーブルコインのJPYSCで利払いと償還を行う自己募集型デジタル社債で、年利5.0%、一口10万円。発表会と個別取材から、仕組みと制度課題、今後の展望を報じる。
09:50
欧米富裕層のデジタル資産投資実態、2月の急落で投資意欲上昇=コインシェアーズ調査
ビザの調査でアジア太平洋の消費者の46%が5年以内のステーブルコイン利用に前向きだった。コインシェアーズ調査では米欧7市場の富裕層投資家の過半数がデジタル資産を保有している。
09:10
ビットコイン、上昇上位15日を除くと3年間11%の損失に=グレースケール分析
グレースケールは5日、ビットコインの3年間の累積リターンが上昇率上位15日を除くと約225%から11%の損失に転じるとするレポートを公表した。投資を見送って価格変動の落ち着きを待つことにも機会損失が生じるとの見方を示した。
08:15
米上場DeFiデベロップメント、1株あたりのソラナ保有量が2桁増の見込み
米上場企業DeFiデベロップメント(DFDV)は5日、ソラナ保有量が8月12日以降に約11%増加したと発表した。9月末の1株あたり純資産価値は8月比で100%超増える見込みで、優先株の初回配当も支払った。
07:30
ジーキャッシュ、次期アップグレード『NU7』をテストネットで稼働
ジーキャッシュが5日、次期アップグレード「NU7」をテストネットで稼働させた。ブロック生成間隔は75秒から25秒に短縮され、取引手数料の60%を準備金に積み立てる新制度も導入される。メインネットでは11月5日前後の実行を目標としている。
07:00
ビットマイン、1.5万ETHを追加購入|供給量5%目標に99%到達
ビットマインは5日、直近1週間で1万5,112ETHのイーサリアムを購入したと発表した。保有量は602万ETHのイーサリアムとなった。
06:34
米財務省、仮想通貨ミキシング規則案を撤回 正当な活動を妨げる懸念で
米財務省傘下の金融犯罪取締ネットワークが、2023年10月提案の仮想通貨ミキシング報告義務付け規則案を撤回すると通知した。定義の広さが正当な活動を萎縮させかねないとの懸念を踏まえた判断で、金融機関の既存の義務に変更はない。
06:10
米CFTCとSEC、ビットコインやイーサリアム・XRPを原則証券でないと共同解釈
米商品先物取引委員会のセリグ委員長は5日の講演で、個人向けレバレッジ仮想通貨取引を扱う取引所に、連邦登録の新区分「仮想通貨市場」を設ける枠組みを示した。州免許か連邦登録かを選べる仕組みで、準備金証明の義務化案も含む。
05:55
米CFTC、個人向けレバレッジ仮想通貨取引の規制枠組みを整備へ
米商品先物取引委員会は5日、仮想通貨を伴う個人向け商品取引の規制枠組みを巡り意見公募を始めた。仮想通貨専用の市場区分の規則化や不正行為の防止策が論点で、意見は連邦官報への掲載から60日以内に受け付ける。
10/05 月曜日
21:35
メタプラネットが資本配分方針再改定、ビットコイン85〜90%・戦略投資10〜15%が目安
メタプラネットは5日、資本配分方針を再改定し、総資産の85〜90%程度をビットコイン、10〜15%程度を戦略投資枠に充てる目安を定めた。9月30日時点の保有量は44,000BTCのビットコインに達した。
21:25
ストラテジー、3週連続でビットコイン追加取得 848000BTCに到達
ビットコイン保有最大手ストラテジーは5日、10月1日から4日に334BTCのビットコインを取得したと明らかにした。購入は3週連続で、資金は普通株の売却純額1,570万ドルとUSD現金1,300万ドルだった。
18:20
ステーブルコインだけで暮らせるか 業界3氏が○×で回答
ステーブルコインだけで暮らせるか。AI・オンチェーン金融サミットで、SMBC・JPYC・Startaleの3氏が国際送金やトークン化預金、納税、日本円ステーブルコインの必要性を○×形式で議論した。
16:41
国内暗号資産の現物取引高、8月は7644億円 2カ月ぶり増加
日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)が8月の取引統計を公表。国内の暗号資産(仮想通貨)現物取引高は7,644億円で前月比13.4%増、証拠金取引も19.0%増えた。銘柄別ではビットコインが6割を占め、利用者預託金は3.5兆円まで増えた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧