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メルカリ第3四半期決算、営業利益70%増 メルコインの仮想通貨収益は横ばい

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • メルコイン収益、横ばい13億円台
  • グループ営業利益は70%増

メルカリ3Q決算

メルカリは5月11日、2026年6月期第3四半期(2025年7月〜2026年3月)の連結決算を発表した。

売上収益は前年同期比16.1%増の1,672億9,100万円、コア営業利益は同74.5%増の348億7,600万円、営業利益は同69.7%増の345億1,800万円、親会社に帰属する純利益は同65.6%増の194億3,100万円となった。

国内事業ではマーケットプレイスのGMV(流通取引総額)が前年同期比11.0%増の9,394億円と好調に推移した。フィンテック部門では「メルペイのあと払い」などの債権残高が前年同期比45.0%増の3,281億円に拡大し、回収率は99.4%を維持した。

米国事業の「Mercari」GMVは前年同期比10.0%増の6億200万ドルで、セグメント利益は11億8,700万円(前年同期はセグメント損失5,000万円)と黒字転換した。

仮想通貨事業を担う子会社『メルコイン』の収益は13億6,200万円となり、前年同期の13億3,500万円からほぼ横ばいで推移した。同社は暗号資産交換業者として仮想通貨の売買取引を行っており、決算短信の注記ではIFRS第9号に基づきデリバティブとして会計処理されると説明されている。グループ全体の高成長が続く中、仮想通貨収益は安定的な水準にとどまった。

関連記事:メルカリ、仮想通貨取引サービス収益が前年比17%増

フリマ大手メルカリが2026年6月期2Qの決算を発表。ビットコインなど仮想通貨の取引収益が前年比17%増となった。コインチェック提携で暗号資産事業を拡大中だ。

通期予想を上方修正

メルカリは2026年2月9日公表の通期業績予想を修正し、売上収益2,200億円以上、コア営業利益400億円以上へと引き上げた。前年同期比では売上収益14.2%増、コア営業利益45.1%増に相当する。下期の大型投資が第4四半期に集中する計画で、第3四半期は投資が抑制されたことがコア営業利益の高水準に寄与したと説明している。

財政状態については、資産合計が前期末比1,300億円増の6,737億6,300万円となった。営業債権の増加(830億円増)が主因で、メルペイのあと払いおよびメルペイスマートマネーの利用拡大を反映している。現金および現金同等物は1,552億2900万円と前期末から82億円増加した。

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