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ビットコイン、機関投資家の売り圧力が加速 コインベース・プレミアム指数が40日超マイナス アナリストが分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • コインベース・プレミアム指数、5月15日以降40日超マイナス圏
  • 米PCEが4.1%、コアPCEが3.4%と予想を上回り利上げ観測が再燃

機関投資家の売り圧力、40日超にわたり継続

オンチェーンアナリストのダークフォスト(Darkfost)氏は26日、コインベース・プレミアム指数(Coinbase Premium Index)が5月15日以降マイナス圏から回復していないと指摘した。

出典:Darkfost氏のX投稿

同指数は、機関投資家・プロ投資家向けプラットフォームのコインベース・アドバンスト(Coinbase Advanced)と、リテール取引の基準価格を形成するバイナンス(Binance)のビットコイン価格差を追うオンチェーン指標で、マイナス値が続くことは米国の機関投資家側からの売り圧力が優勢であることを示す。

ダークフォスト氏はこの状況について「機関投資家からの売り圧力が衰える気配はなく、むしろここ数週間で加速している」と評価。同指数のマイナス継続日数は本稿執筆時点で40日を超えており、別のアナリスト、アリ・マルティネス(Ali Martinez)氏も同様の分析を公表している。

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PCEとGDPが示す利上げリスク

同氏の分析の背景には、26日に発表された米経済指標がある。5月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年比4.1%と市場予想の4.0%を上回り、2023年4月以来の高水準を記録した。

食品・エネルギーを除くコアPCEも前年比3.4%と予想の3.3%を超え、直前月(3.3%)から加速した。CNBCによれば、上振れの一因はイランを巡る紛争に伴うエネルギー価格の上昇が他の品目へも波及していることにある。

さらに、1〜3月期の国内総生産(GDP)確報値も年率換算2.1%と予想の1.7%を大幅に上回った。物価が高止まりする一方で経済が底堅さを維持している構図は、連邦準備制度理事会(FRB)の政策判断をより複雑にする。

ダークフォスト氏は「近い将来に金融緩和が実施される見込みはなく、追加引き締めの可能性も再浮上している」と述べ、リスク資産に対する大口投資家のリスク回避姿勢が長期化していると分析した。

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