- ブロックチェーンアプリ(DApps)を特定のブラウザに依存することなく、一般的なブラウザで利用を可能にするモバイル署名管理サービス「Quragé Link」をリリースしました。本サービスは特許出願済みとなります。
- 「Quragé Link」はブロックチェーンの署名処理を一元管理できるモバイル署名管理サービスです。 「Quragé Link」をDAppsに導入することで、一般的なブラウザでのDApps利用を可能にします。また、ユーザーはどのブラウザでDAppsを利用する際も、秘密鍵を入力することなく手元のモバイルにてDAppsに連携することができます。
「Quragé Link」について
ユーザーへのメリット
1)DApps専用ブラウザはもう不要!多くのブラウザでDApps利用が可能に
Google ChromeやSafari、Firefox、Microsoft Edgeなどの一般的なブラウザでも拡張機能等を導入することなくDAppsを利用することができるようになります。
2)利用環境ごとの秘密鍵入力は不要!1つのアプリで安全管理
通常はDAppsを利用する環境(ブラウザなど)ごとに秘密鍵の入力が必要で、煩雑であるほか、セキュリティ面にも課題がありました。Quragé Linkを使うことにより、秘密鍵は個人保有のスマートフォンで一元管理され、実際に使う環境ごとに秘密鍵を入力する必要がありません。このことにより、普段使わないブラウザや公共スペースのPCなどでも安心してDAppsを利用することができます。
DApps開発者向けメリット
1)DApps開発は一般的なブラウザ対応のみ!複数ウォレットへの対応コストの削減が可能に
一般的なブラウザでDAppsが利用できるので、今まで必要だったDApps専用ブラウザごとの対応は必要ありません。開発者はDApps開発に集中することができるようになります。
2)ブラウザ最新の機能が利用可能に!
ブラウザで新しく実装された機能をすぐに利用できるので、制約のない高いUXを提供できるようになります。
3)3ステップで簡単!既存DAppsにも導入可能
「Quragé Link」は新規でも既存のDAppsでも簡単に導入することができます。
Quragé Link公式サイト:https://link.qurage.app
利用イメージ
導入予定アプリ事例
開発の背景
「Quragé Link」はDApps開発者様の声から生まれました。
Uniqys ProjectではDAppsの普及を目指し、DAppsの開発サポートツールをはじめとした開発支援ツールを提供しています。
次世代のインターネットとして期待が高まるDAppsですが、開発にはまだまだ課題があると感じています。
課題のひとつとして、DApps開発者は各種DApps専用ブラウザに対応する必要があり、本来実装したいアプリ自体の開発に注力できないことがあげられていました。
その課題を解決するためにモバイル署名管理サービス「Quragé Link」を開発しました。
複数ブラウザへの対応コストを削減することで、より質の高いDAppsを開発し、ユーザーに届けることができる環境を提供したいと考えました。
Uniqys Projectについて
Uniqysとは、次世代のインターネットとして期待が高まるブロックチェーン技術を活用した、分散型アプリケーション(DApps:Decentralized Applications)の普及を目指すプロジェクトです。
ユーザーにはDAppsが身近になる環境を、開発者にはDApps開発を支援する周辺ツールを提供することで、両側面からDAppsの普及を推進します。
Uniqys Project公式サイト:https://uniqys.net/ja