米マイクロストラテジー、再びビットコイン買い増し 約270億円相当 保有総額は11万BTC超え

MSTR、2週間ぶりに買い増し

米上場企業として最多の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を保有するマイクロストラテジー社は13日、ビットコインの買い増しを発表した。これにより保有するビットコインは11万BTCを超えた。

マイケル・セイラーCEOの発表によれば、約270億円(2.42億ドル)の資金で約5,050BTCを購入。今回の買い増しの平均取得単価は1BTC辺り530万円(48,099ドル)だった。

これにより、マイクロストラテジー社の保有総額は114,042BTCになった。上場企業としてのビットコイン保有数の記録を再び塗り替えた格好だ。

通算の購入金額は3,480億円(31.6億ドル)で、平均取得単価は1BTC辺り約305万円(27,713ドル)となる。(9月12日時点)

株式の販売を実施

また、今回の発表でマイクロストラテジー社は7月1日から9月12日の期間、累計555,179株を平均8万円(727ドル)で販売したことを明かしている(総額440億円≒4億ドル)。

マイクロストラテジー社は6月時点に、最大10億ドル相当(約1,100億円)の株式を販売し、ビットコインの購入などの資金に充てることを表明していた。また、6月には優先債(シニア債)の私募を実施し、ビットコインの追加購入に利用したことがある。

関連:ビットコインの追加購入に意欲 マイクロストラテジー、巨額の資金調達計画

7月下旬に実施した決算説明会でも、引き続きビットコインを購入していく方針を示しており、ビットコインの下落時などを中心とした押し目買いも確認されている。

なお、オンチェーン分析によれば、マイクロストラテジー社やグレースケール社などの企業や政府が保有するビットコインは供給量の7.9%に相当するという。

関連: ビットコインのHODL事情 政府や企業が全供給量の約8%を保有

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