はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインの追加購入に意欲 マイクロストラテジー、巨額の資金調達計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの追加購入にも利用

米ナスダック上場企業のマイクロストラテジーは、最大10億ドル相当(約1,100億円)の株式を発行し、これから1回もしくは複数回に分けて販売することが分かった。

14日付で米証券取引委員会(SEC)に対し、有価証券を登録するための目論見書「FORM S-3」を提出。その中に、株式の販売で得た資金は企業として一般的な目的で利用すると記載しているが、その目的にはビットコイン(BTC)購入を含むと明記している。なお、どの目的にどのぐらいの資金を利用するかは、決定していないとした。

マイクロストラテジーは企業として、いち早くビットコイン購入を開始した上場企業。これまで何回かに分けて追加購入を続けており、現時点で明らかになっている保有量は92,079BTC(現レートで4,100億円相当)だ。同社のMichael Saylor最高経営責任者(CEO)は、ビットコインを強く支持しており、米テスラ社のイーロン・マスクCEOにビットコイン購入を勧めた人物としても知られている。

関連高騰中のビットコインに誘惑されるイーロン・マスク氏──MicroStrategy社CEOが購入アドバイス

ビットコインについて強気な姿勢を維持しているマイクロストラテジーだが、ビットコインを初めとする暗号資産(仮想通貨)を企業の資産として保有することにはリスクもある。今年3月には、ビットコインを大量に購入し続ける姿勢も嫌気され、同社の株価はピーク時から50%超下落した。

関連転換社債などでビットコイン大量保有のマイクロストラテジー、株価は最高値から50%減

今回の目論見書では、「我々のビットコイン投資戦略には、様々なリスクが伴う」とあらかじめことわっている。「ビットコインは価格変動が大きく、規制の先行きが不透明であることや技術に伴うリスクもあり、今回発行する株式の市場価格にも、大きな影響を与える可能性がある」と記載した。

私募の完了も発表

マイクロストラテジーは14日、ビットコインを追加購入するために行なった優先債(シニア債)の私募が完了したことを発表した。

今回の私募で調達した資金は5億ドル(約550億円)。そのうち、手数料などを差し引いたおよそ4.9億ドル(約537億円)を、ビットコインの追加購入に利用するという。

優先債の発行でビットコインを購入する資金を調達することは、7日に明らかになっていた。その際は、4億ドル(約440億円)相当の資金調達を行うとしていたが、最終的に5億ドル分の私募を行なった模様だ。

関連マイクロストラテジー、ビットコインを更に買い増す計画

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/13 火曜日
11:30
米上場のGD Culture Group、440億円超調達でビットコインとトランプコイン購入計画
米ナスダック上場企業GD Culture Groupが最大3億ドルの資金調達を発表。ビットコインと公式トランプコインの購入を含む仮想通貨戦略を展開していく。
11:00
ナカモトとナスダック上場企業、1000億円を調達しBTC保有開始へ
ナスダック上場企業カインドリーMDは、仮想通貨ビットコインのトレジャリー企業ナカモトホールディングスと最終的な合併契約で合意。1000億円を調達しビットコイン戦略を開始する。
10:45
トランプ一族関連「アメリカン・ビットコイン」、ナスダック上場へ前進
トランプ大統領の息子エリック氏が戦略責任者を務める「アメリカン・ビットコイン」がグリフォン・デジタルとの合併契約を締結した。ナスダック上場を目指している。
09:42
米デル、ビットコイン保有提案を拒否 8500億円超の資産は現金・債券で維持
デル・テクノロジーズが全米公共政策調査センターによる58億ドルの現金準備の一部をビットコインに転換する株主提案を正式拒否。マイクロソフトも同様の提案を却下した経緯あり。
08:25
トランプ大統領晩餐会コンテスト終了、TRUMPコイン上位220名が招待へ
トランプ大統領の公式ミームコイン「TRUMP」の運営チームが上位220名の保有者を対象とした晩餐会コンテストの終了を発表。参加者には限定NFTも付与予定だ。
07:55
ナスダック上場企業、ビットコインなど保有の1億ドル規模準備金創設へ
ナスダック上場のアンバーは、1億ドル規模の仮想通貨エコシステム準備金の創設計画を発表。ビットコイン、イーサリアム、XRPなどを保有することや、創設の目的を説明した。
07:40
コインベース株価9%超上昇、S&P500指数入りを好感
米最大の仮想通貨取引所コインベースがS&P 500指数に採用決定。5月19日から指数入りし、発表後に株価が9%超上昇。純粋な仮想通貨企業としては初のS&P 500入りとなる。
07:15
アーサー・ヘイズ「仮想通貨も株も全て買いだ」
著名トレーダーのアーサー・ヘイズ氏が「全て買え」と強気発言。米中が90日間の大幅関税引き下げで合意し、ビットコインは10.4万ドル突破したが、その後反落。
06:20
トランプ大統領のSNS『Truth Social』、ミームコイン発行のうわさを否定
ドナルド・トランプ氏所有のTruth Socialが新たなミームコイン発行を準備していると報じられた。「次のTRUTHは最も重要なもの」との投稿がSNSで物議を醸している。
05:55
フランス上場企業、ビットコイン戦略強化のため20億円調達
フランスのThe Blockchain Groupは、仮想通貨ビットコインの保有量増加を目的とした20億円の転換社債発行を発表。戦略的投資家Adam Back氏による投資が含まれ、同社のBTC戦略が加速へ。
05:40
マイケル・セイラーのストラテジー社、2000億円相当のビットコインを追加購入
マイケル・セイラーのストラテジー社は、2025年5月5日から11日にかけて13390BTCを約13.4億ドルで購入し、ビットコイン保有額が590億ドルに達した。
05/12 月曜日
14:57
インフレ・送金コスト上昇・資本規制強化でビットコイン需要拡大=BISレポート
国際決済銀行(BIS)の最新調査で仮想通貨の国際取引が2021年に380兆円に達し、従来の地理的障壁や資本規制の影響を受けにくいことが判明した。
12:46
メタプラネット、エルサルバドル政府のビットコイン保有量を上回る
メタプラネットが1,241ビットコイン(約184億円)を追加購入し、総保有量6,796BTCでエルサルバドル政府を上回った。暗号資産(仮想通貨)投資戦略を加速させている。
12:30
米中関税協議の進展に期待感、ビットコイン過去最高値に迫るも不確実性残る
米中貿易協議で「大きな進展」も不確実性残る中、ビットコインは過去最高値に迫る水準まで上昇した。イーサリアムは2,700ドル近くまで急伸、ブラント氏が「月足もみ合いパターンが急騰を示唆」と分析した。クジラ(大口投資家)の買い集めやRWAトークン化の拡大も追い風に。
12:07
米民主党議員ら20名、トランプ政権関係者に対する「仮想通貨腐敗(汚職)防止法案」を提出
米民主党の上院議員20名が、大統領や政府高官による仮想通貨発行・後援を禁止する仮想通貨腐敗(汚職)防止法案を提出した。トランプ氏のミームコインであるトランプコイン(TRUMP)発行を批判し、規制強化を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧