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イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

処理能力向上を目指すGlamsterdam

イーサリアム(ETH)の開発者は12月26日、2026年に実施予定の2つのプロトコルアップグレード「Glamsterdam(グラムステルダム)」と「Hegota(ヘゴタ)」の計画を発表した。

両者は異なる目的を持ち、年2回のアップグレード方針に沿って段階的に実装される。

Glamsterdamは2026年5月頃の実施が予定されており、ネットワークの処理能力とバリデーターの効率化に焦点を当てる。ブロックアクセスリストの導入により、複数のトランザクションを並列処理(ソラナのようなパラレル処理)できるようになる。

ガスリミットは現行の数倍に拡大され、最大3億まで引き上げられる見込みだ。ブロック生成時間も12秒から6秒に短縮され、ネットワーク速度が大幅に向上する。

バリデーターの役割も変化する。各トランザクションの詳細を直接検証する代わりに、暗号証明を用いた検証方式に移行し、計算負荷を軽減する。ePBSの実装により、ブロック提案と構築が分離され、中央集権化リスクも低減される。

関連:イーサリアム、Glamsterdamの次のアップグレード名は「Hegota」 26年に両方実施の可能性も

もう一つのHegotaは2026年後半に予定され、プライバシー保護と検閲耐性の強化を目的とする。Verkleツリーの導入により、ノードのストレージ要件が最大90%削減され、フルノードの運用コストが大幅に下がる。

ステート管理の改善も実施される。未使用データを期限切れにする仕組みにより、ステートの肥大化問題に対処し、長期的な運用効率を高める。FOCILなどのブロック包含保証機能も検討されている。

2つのアップグレードにより、イーサリアムは処理性能とセキュリティの両面で強化される見込みだ。開発者は、これらの変更が中央集権化になりやすいレイヤー2ソリューションへの依存を減らし、ベースレイヤーの役割を拡大すると説明している。最終的な仕様は2026年初頭に確定する予定だ。

関連:イーサリアム「フサカ」のメリット一覧|恩恵を受けるのは誰?

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