手数料バーンの仕組みを導入
ユニスワップのガバナンス投票「UNIfication」提案が12月25日に終了し、圧倒的多数の支持を得て可決された。
最終結果によると、賛成票は1億2534万票、反対票はわずか742票で、必要定足数の4000万票を大きく上回った。提案は2日間のタイムロック期間を経て、国庫から1億UNIトークンのバーン、プロトコル手数料スイッチの起動、フロントエンド手数料の撤廃など一連の施策が実施される。
この提案は、徴収した手数料でUNIトークンをバーンする仕組みを導入し、取引量の増加が供給減少に直結するデフレ型モデル(供給量が減少し続ける経済モデル)へとトークノミクスを転換するものだ。
プロトコル手数料が起動されると、v2(プロトコルの第2世代バージョン)プールでは流動性提供者(LP)手数料が0.3%から0.25%に引き下げられ、残りの0.05%がプロトコル手数料として徴収される。
v3(第3世代バージョン)プールでは、プール別に手数料が設定され、LP手数料の16%から25%がプロトコル手数料となる。
徴収された手数料は専用のオンチェーン機構に送られ、UNIトークンのバーンにのみ使用される仕組みだ。
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1億UNIの「遡及的バーン」
また、今回の提案には、国庫から1億UNIトークンを即座にバーンする「遡及的バーン」がある。
これは、プロトコル手数料がローンチ時から有効化されていた場合に本来バーンされていたはずの量を推定したもので、2018年のローンチ以来約4兆ドルの取引高を処理してきたユニスワップの過去の手数料を補填する意味合いがある。
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