構造改革と「Gemini 2.0」への転換を急ぐ
米ナスダック上場の仮想通貨取引所Gemini(ジェミナイ)は17日付で、COOを含む主要役員3名が退任したと発表した。この動きは組織のスリム化を図り、収益性を重視する「Gemini 2.0」への移行を加速させるものだ。
退任したのはCOOのマーシャル・ビアード氏、CFOのダン・チェン氏、最高法務責任者のタイラー・ミード氏である。COO職は廃止され、今後は共同創設者のキャメロン・ウィンクルボス氏が収益部門を直轄する。
経営陣刷新の背景には、2025年度の純損失が約6億ドルに達する見通しという深刻な財務状況がある。売上高は増加傾向にあるものの、運営費用の高騰が収益を圧迫し続けているという。
同社はすでに全従業員の約25%を削減し、効率的な運営体制への再編を急いでいる。これは不透明な市場環境下で、企業の生存を最優先とする抜本的なコスト削減策の一環である。
さらに、需要が見込めない英国や豪州、欧州連合(EU)市場からの撤退という決断も下している。リソースを成長分野である「予測市場」などへと集中させ、事業構造の転換を急ぐ方針だ。
同社に対する市場の反応は厳しく、同社の株価はIPO時の価格から約76%下落し、時価総額も大幅に縮小している。今回の経営陣刷新は、投資家からの信頼を回復し、黒字化への道を切り開くための背水の陣といえるだろう。一方で、株価は前日比12.9%下落した。
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