中東大手銀行Arab Bankのスイス支社、テゾスの取引とステーキングに対応

瑞大手銀行がXTZサービス提供

中東大手銀Arab Bankのスイス支社「Arab Bank Switzerland」は5日に、暗号資産(仮想通貨)テゾス(XTZ)の取引、ステーキング、およびカストディに対応すると発表した。

海外メディアが入手したプレスリリースによると、Arab Bank Switzerlandは機関投資家のクライアントに、テゾスの関連サービスを提供するという。

Arab Bankは中東ヨルダンを本拠地とする大手金融機関で、5大陸に600以上の支店を構えている。スイス支社のArab Bank Switzerlandは主にプライベートバンクのサービスを提供しており、運用資産総額は2020年12月31日の時点で5,600億円に相当する。

プライベートバンクとは

プライベートバンクとは、富裕層を対象にサービスを提供する銀行を指す。主な業務は資産保全と資産運用。

▶️仮想通貨用語集

また、仮想通貨を含むデジタル資産のサービスについて、Arab Bank Switzerlandは2019年から、富裕層および機関投資家のクライアントにビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)へのエクスポージャーを提供し始めた経緯がある。

テゾスは欧州金融機関や企業による採用事例が多く見られる。4月に、フランスの大手銀ソシエテ・ジェネラルグループがテゾスのブロックチェーン上でセキュリティトークンを発行したことや、スイスの仮想通貨関連企業3社がテゾスのブロックチェーンを利用し、資産トークン化を行うといった事例もある。

関連スイスの仮想通貨関連企業3社、テゾスチェーンで金融資産トークン化へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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