はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「アサシンクリード」製作の仏大手ゲーム会社、仮想通貨テゾスのステーキングに参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仏UbisoftがXTZステーキングへ

アサシンクリードなど人気ゲームを開発してきた仏Ubisoft(ユービーアイソフト)が、暗号資産(仮想通貨)テゾス(XTZ)のステーキングに参加することが分かった。

ユービーアイソフトは、正式な「Baker(ベーカー)」となることでトランザクションを検証し、それらをテゾスのブロックチェーンに追加する役割を担う。(テゾスでは、ステーキングによる検証を実施することを「ベーキング」と呼ぶ) ベーカーは、そのステーク量に応じて、テゾスネットワークの更新案に投票するなどガバナンスに参加することも可能だ。

ユービーアイソフトは、テゾスのコンセンサスシステムに加わることで、このテクノロジーが「ゲームの未来」におよぼす可能性を長期的に探る予定だという。

同社のブロックチェーン事業責任者Nicolas Pouard氏は、「当社はブロックチェーンがゲームプレイヤーと開発者の両方に、新しい可能性をもたらすと信じている」と公式発表の中で述べた。

また、テゾスが消費電力の多いPoW(プルーフオブワーク)ではなく、PoS系に基づいていることを背景として次のように続ける。

この取り組みは、PoSアルゴリズムのおかげで、環境にやさしいアプローチに沿ったエコシステムでイノベーションを追求することを可能にするものだ。

NFT分野にも進出

テゾスのステーキングにあたっては、テゾス開発関連会社Nomadic Labsがユービーアイソフトに協力している。Nomadic LabsのMichel Mauny社長は以下のようにコメントした。

ユービーアイソフトは、ブロックチェーンに関心を示した最初の大企業のひとつであり、何年にも渡って、いくつかのブロックチェーンプロトコルをテストしてきた。私たちのエコシステムにユービーアイソフトを迎えられて嬉しく思っている。

Mauny社長が言及したように、ユービーアイソフトはテゾスの他にも様々なブロックチェーンプロジェクトを探求している。

昨年12月、同社はイーサリアム(ETH)ブロックチェーンを用いたゲームAxie Infinityが新しいサイドチェーンのテストネットを立ち上げた際、そのバリデーター(チェーンに登録されるデータの内容が正しいかを検証する)の一つになった。サイドチェーン自体は、イーサリアムネットワークが混雑した場合の影響を緩和し、ゲーム体験の高速化を目的とするものだ。

また、ユービーアイソフトはNFT(非代替性トークン)の世界にも乗り出している。3月にはNFTプラットフォームSorareと提携して、バーチャルサッカーゲーム「One Shot League」をローンチした経緯がある。

関連非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
11:20
ニューヨーク州議員、仮想通貨取引に0.2%課税法案を提出
ニューヨーク州議会のフィル・ステック議員が仮想通貨取引に0.2%の物品税を課す法案を提出。ビットコインやNFT取引が対象で年間1億5,800万ドルの税収を見込む。
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。
13:50
シティ、ステーブルコインとビットコインETF向けカストディを検討
シティグループがステーブルコインの裏付資産カストディや仮想通貨ETF関連サービスの提供を検討。議会法案成立を受け大手金融機関の参入加速。
13:20
今秋はアルトコインシーズン本格化か=コインベース分析
コインベースが今後本格的なアルトコインシーズンへ移行すると予測。個人投資家のキャッシュ蓄積や、イーサリアムへの関心の高まりなどを分析した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧