テゾスのエコシステムを支援へ
ブロックチェーンスタートアップへの投資やインキュベーションを行うDraper Goren Holmは、暗号資産(仮想通貨)テゾスのブロックチェーンを利用するスタートアップに新たに投資を行っていくことを発表した。
2500万ドル(約28億円)規模のファンドからスタートアップに投資を行うだけでなく、「テゾスブロックチェーン上のスタートアップをインキュベートし加速させる計画」だという。
Draper Goren Holmはベンチャーファンドまたはベンチャースタジオとして、著名ベンチャー投資家のTim Draper氏のほか、Alon Goren、and Josef Holmらによって設立された。
創設者の一人であるTim Draper氏は以前よりテゾス自体への投資で知られており、今回の発表にあたりブログで以下のようにコメントしている。
テゾスはPoSを使用し、スマートコントラクトや低電力消費などにおいて優れたプラットフォームだ。テゾスブロックチェーン上のプロジェクトに投資することに興奮しており、有望な未来があると信じている。私たちはテゾスがスマートコントラクトのスタンダードになると信じている。
これまでにも、Draper Goren HolmはテゾスでステーブルコインUSDtezの開発を行っているTezos Stable Technologiesや、NFTマーケットプレイスのKalamintなどに支援を行ってきた。今回の発表はそういった動きを更に強化するものと見られる。
また、テゾス財団はファンドのリミテッドパートナーになり、今後、テゾスのエコシステムに属するスタートアップに投資を行っていくとしている。