FTXやソラナベンチャーズ、110億円規模のメタバースファンドをローンチ

メタバース投資ブーム

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTX、ソラナベンチャーズ、及びVCのLightspeedは5日、110億円規模のメタバースファンドをローンチすることを発表した。

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この大型ファンドは、ソラナ(SOL)ブロックチェーンを利用するゲーム(モバイルとデスクトップ)の開発を支援するもので、LightspeedのパートナーAmy Wu氏はSNSで「ゲーミングは数十億のユーザーをウェブ3の世界へ呼び込むポテンシャルを持っている」とコメントした。

FTXとLightspeedは今週、いくつかのNFT・ブロックチェーンゲームへの出資も実施したところだ。FTXはメタバース(仮想空間)ゲームプラットフォームMythical GamesとFarawayというNFTゲームスタジオに出資し、LightspeedもFarawayに出資したことが判明。LightspeedはEpic Gamesや1047 Gamesといったゲームスタジオにも投資している。

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フェイスブックが先週「Meta(メタ) 」に改名したあと、メタバース関連の大型投資は相次いで報じられている。ソフトバンクグループのVision Fund 2がメタバースゲーム「The Sandbox」の100億円の調達ラウンドを主導した事例や、米著名VCのa16zなどが新規メタバースファンドに110億円(1億ドル)を出資した事例がある。

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Web3.0とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。ウェブ3.0(Web3.0)は、Web1.0およびWeb2.0に続く、ウェブサイトおよびインターネットの潮流、特徴および構造を表している概念。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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